今回はドイツのシュツットガルトの街を紹介したいと思います。
ドイツと言えば、ベルリンやミュンヘンを思い浮かべると思いますが、皆さんは、シュツットガルトという街をご存知ですか。
シュツットガルトとはどんな街?
皆さんの中では日本人サッカー選手が在籍しているイメージが強いのではないでしょうか?シュツットガルトはドイツの中で5番目に大きい都市で南ドイツの中ではミュンヘンに次ぐ第2の都市となっています。
自動車産業が盛んな街で、ドイツで有名な自動車会社であるメルセデス・ベンツ、ポルシェ、ボッシュの本社があります。
また、クリスマスマーケットが有名で、ドイツの中ではシュツットガルト、ニュルンベルク、ドレスデンが3大クリスマスマーケットとして300年以上続く、歴史あるマーケットになります。
シュツットガルトは自動車産業で栄えた街
自動車産業で栄えた街だけあって、各自動車メーカーの博物館があり、メルセデス・ベンツミュージアムとかポルシェミュージアムといった観光スポットがあります。
自動車好きにはお勧めで、一度は訪れたい場所だと思います。
また、シュツットガルト中央駅では買い物ができたり、シュロスプラッツという宮殿広場には様々なモニュメントがあり、ゆっくりとしたひとときを過ごすことができるでしょう。
実際に訪れましたが、中央駅から20分くらいのところにあるエスリンゲンという街も綺麗な街なのでお勧めです。
買い物が好きな方はメッツィンゲン(アウトレット)に行くのもいいと思います。
ヨーロッパ最大級のアウトレットがシュツットガルト近郊にあるので、是非、行ってみて下さい。
シュツットガルトの見どころ
- シュロスプラッツ(宮殿広場)
- エスリンゲン
- メルセデス・ベンツミュージアム
- メッツィンゲン(アウトレット)
他にも見どころはたくさんありますが、この記事ではシュツットガルト中央駅にあるシュロスプラッツと色々な場所に行くための電車の乗り方について紹介をしたいと思います。
シュツットガルト中央駅
シュツットガルト中央駅にはICE(新幹線)、DB(特急)、Sバーン(近郊列車)、Uバーン(地下鉄)が乗り入れる、シュツットガルトの中心地になります。
シュツットガルトに滞在している方はSバーンとUバーンを利用して移動することになるでしょう。
電車の乗り方は後ほど説明します。
シュツットガルト中央駅付近のマップ
シュロスプラッツ(宮殿広場)
シュツットガルトの街は至る所に緑が溢れ、中央駅すぐそばのシュロスプラッツも一面、芝生が引き詰められています。
シュロスとはドイツ語で宮殿、プラッツは場所という意味であり、言葉の通り、周りは歴史的な建造物が並び、モニュメントも飾られているため、とても雰囲気が良く、沢山の観光客や地元民が訪れる場所となっています。
上の写真はシュロスプラッツにあるヴィルヘルム記念塔と噴水です。
広場の真ん中にこの記念塔があり、その周りに建造物が並ぶように建てられています。
近くにある新宮殿は1746年から1807年の歳月をかけて、ヴュルテンベルク公の住居として建設された建物になります。
現在は州政府庁舎として使われているので、見学することはできませんが、外壁には様々な彫刻が並んでいて見ごたえがありました。
広場にはカフェも隣接されており、近くにはレストランも沢山あるので、買い物に疲れた方はカフェやレストランでのんびりとしたひとときを過ごしてください。
宮殿広場の近くにはショッピングができるデパートやお店がたくさんあります。
ハイブランドの店舗が立ち並ぶエリアもあるので、1日楽しむことができるので、シュツットガルトへ訪れた方は中央駅に行ってみて下さい。
中央駅近くに観光案内所があり、そこにはシュツットガルトならではのお土産が色々、置いてあるので、ドイツ土産を買いたい方は観光案内所に行ってみるのも、お勧めします。
それでは、次に電車の乗り方について説明します。
電車の乗り方
ドイツの電車に乗る方法は日本とは異なり、ZONEという区間が設けられていて、そのZONEによって切符の料金が変わります。
ZONEはZONE1-4までありますが、空港からシュツットガルト中央駅はZONE2の切符で行くことができます。
また、切符には種類があるので、自分が行く場所を考えて切符を買うとお得になります。
切符はSバーン(近郊列車)、Uバーン(地下鉄)も切符は共通なので、間違えないようにしてくださいね。
切符の種類
- 1回券(1 Way Ticket)
- 4回券(4 Way Ticket)
- 1日券(1 Day Ticket)
- グループ1日券(1 Day Ticket)
- 短距離券(Short distance Ticket)
4回券は日本の回数券と同じものです。
1日券は1日乗り放題の切符になるので、観光スポットを周遊する方は、このチケットがお勧めです。
グループ1日券は大人、子供問わず、5人まで有効なチケットになります。
家族や複数の友達と利用する方はこのチケットの方がお得だと思います。
また、短距離券というものもあります。
このチケットはSバーンなら1駅、Uバーンなら最大3駅移動できるチケットになります。
切符は上の写真の券売機で購入することができます。
ドイツ語だけでなく英語にも変更できるので、日本人でも容易に購入することができると思います。
クレジットカードのタッチ決済にも対応しているので便利でした。
切符を購入した後は電車に乗りますが、ほとんどのドイツの駅には改札がないので、そのままホームに行って電車に乗って下さい。
電車の中に切符に刻印する機械があるので、乗車後は刻印を忘れないようにしてください。
めったに見回りに来ませんが、車掌が見回りに来た時に切符を持っていなかったり、刻印がされていない場合は罰金の対象になることがありますので注意しましょう。
いかがでしたか?
シュツットガルトに訪れた方は中央駅で散策しながらドイツの雰囲気を楽しんで下さい。
特にドイツはビール大国なので、昼間からビールを飲みながら楽しむのもいいと思います。
今までシュツットガルトには3回訪れました。
冬は雪が結構降っていましたが、春は天気がよく快晴が続いたため、とても気持ちよく過ごすことができました。
他の記事でもシュツットガルト周辺を紹介していきますので、是非、ご覧ください。
それでは、これで、この記事は終了します。