海外被害

海外でパスポート紛失した時の対応【この記事で何をすればいいのか分かる】

パスポート紛失
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よーへい
よーへい
こんにちは、はゆみのパパです。
前回の記事で海外旅行で合った被害についてお伝えしましたが、この記事ではパスポートを紛失してしまった時の対応方法についてお伝えします。

 

この記事をご覧になっている方は実際に海外旅行先でパスポートを紛失してしまった方だと思います。

安心してください。
そして、あわてないでください。

この記事を読めば、パスポートが無くなったことに気が付いた時に何をすればいいのか分かるはずです。
実際、パスポートを紛失してしまった経験から、自分が対応した手順について紹介していきます。

 

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海外旅行先でパスポートを紛失してしまった時の対応

海外に行ったときの身分証明はパスポートしかなく、ホテル宿泊時や飛行機乗車時には必ず必要になります。

そんな、パスポートを無くしてしまったら、不安になりますよね。

では、パスポートが無いと気が付いた時、何をすればいいの?

実際にイタリアのミラノでパスポートを無くしてしまった時、対応したことを記載しますので、参考になさってください。

パスポート無くした時にやること

  • パスポートと一緒に無くしたものを確認する
  • 警察に行き、事実を伝える
  • パスポート再発行できる場所を調べる
  • 再発行のための書類を準備する
  • パスポート再発行場所に行き手続きをする
  • 被害情報を保険会社もしくはクレジットカード会社に連絡する

以上の順番で対応すれば、短期間での再発行が可能となります。
旅行のスケジュールが少し変わってしまいますが、思ったよりダメージは少ないと思うので、あまり落ち込まずに、パスポートの再発行が終わるまでは滞在先の都市観光を楽しんで下さい。

日本ではパスポートを発行する場合はパスポートセンターに行って、申請してから受領するまで、土日祝、振替休日、年末年始を除いた6日間が必要になります。

 

海外でパスポートの再発行をする場合、どのくらいの時間がかかるの?

実際にパスポート紛失から発効までにかかった期間は2日!

 

1. パスポートと一緒に無くしたものを確認する

紛失した荷物

パスポートを無くした方はおそらく、一緒にカバンやリュックなどを無くしていると思います。
中に何が入っていたのか思い出しながらメモを取ってください。

後ほど、警察に行ったときに、無くしたものを聞かれます。
そして、この内容は旅行保険を使用する際にも必要となりますので、なるべく、詳細に無くしたものを思い出しながら、書き出してみて下さい。

メモがない方はスマホのメモ機能を使用してもいいと思います。

実際にパスポートと一緒に無くしたもの

・旅行先で着ようと思っていたお気に入りのジャケット
・カメラ
・タブレット
・荷物を入れていたリュック

思い出がつまったカメラや情報をいっぱい貯めこんだスマートフォンを無くしてしまった場合はショックが大きいかもしれませんが、海外で無くなったものは出てこない確率の方が高いです。

ただ、保険を使えば、取られた物同等の保険料が返ってきますので、後から再購入すれば、問題ありません。

実際に帰国後に何十万円かの保険料を頂いたため、同じようなものを再購入しました。

財布を一緒に紛失してしまった方はすぐに行動が必要です。

最近のクレジットカードは暗証番号レスのタッチ決済ができるものが主流となってきているため、盗難にあった場合は悪用される可能性があるので、すぐにカードを停止してください。

財布を無くした時にすぐやるべきこと

  • クレジットカード会社に連絡して使用停止する

その他の対応は急がなくても良いので、一つずつ焦らずに対応してください。

 

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2. 警察に行き事実を伝える

鉄道警察

無くしたものを確認した次は警察に行って、起こったことを伝えましょう。

列車内で置き引きにあった時は降車後に、何時発のどこ行きの列車に乗ったのか伝えました。
警察はすぐに対応してくれますが、結局、荷物は出てきませんでした。

ヨーロッパでは日本人も中国人も区別できない

警察に事情を説明して、30分くらいが経過した後、警官から日本人のパスポートが入ったリュックが列車の中で見つかったと言われ、安心して取りに行きました。

特急列車だったため、途中駅でリュックを降ろすことができないと言われ、2時間かけて終点の駅まで行きましたが、置いてあったリュックは自分のものではありませんでした。

パスポートを確認すると中国人のものでした。

日本人がヨーロッパの方を見ても、どこの国籍の人なのか区別できないように、ヨーロッパでもアジア人の区別はできません。

荷物を取りに行く前にバックの形状、中に入っているものなどの詳細情報を聞いて、自分のものなのか確かめたうえで行動するようにしてください。

自分のものでないと分かった瞬間のショックが今でも忘れられません。

警察では発生した事象と盗まれた物の詳細を伝えて、必ず、「紛失・盗難届証明書(ポリスレポート)」を作成してもらってください。

この書類は警察が犯罪に合ったことを認める重要な証明書となります。

警察に行ってやるべきこと

  • 紛失・盗難届証明書を作成してもらう

 

3. パスポートを再発行できる場所を調べる

行先調査

パスポートを再発行できる場所は日本大使館、もしくは、日本総領事館になります。

まずは、自分がいる場所からどの程度、離れているのか確認してみて下さい。
だいたい、大きな都市にあると思います。

少し田舎に遊びに来ていた場合は移動しなければなりませんが、それも、旅行だと思って楽しんで下さい。
クヨクヨしていたら、せっかくの旅行が台無しになってしまいますからね。
後ほど、笑い話にできるくらいの気持ちでいるようにしましょう。

実際にイタリアで訪れた日本総領事館

イタリアの日本大使館は首都のローマにありますが、日本総領事館はミラノにあったため、ミラノの日本総領事館に行きました。

ミラノ経由でジェノバに向かっている道中に荷物を紛失したため、到着後に1日、ジェノバ観光を楽しんでから、次の日にミラノに戻りパスポートの再発行手続きをしました。

大使館でも領事館でも、どちらでも日本人を保護するための業務を行っており、パスポート発行ができるので、近い場所を選んでください。

自分がいる場所が国の端っこ都市で隣国の大使館の方が近かったり、次も目的地に大使館や領事館がある場合でも、パスポート不所持のままで国境をまたぐのは絶対にやめて下さい。

ヨーロッパの場合、シェンゲン協定を結んでいる国ではパスポートコントロールなしで、移動できるように手続きを簡素化しているので、移動は可能となります。
しかし、パスポート不所持のまま移動して、それが発覚した場合、入国拒否や最悪、身柄を拘束される可能性があります。

パスポート不所持でやってはいけないこと

  • 隣国の大使館が近くても、国境をまたがる移動は禁止

 

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4. 再発行のための書類を準備する
5. パスポート再発行場所に行って手続する

日本大使館

ここで、パスポートを海外で再発行する際に必要なものを列挙します。

一般旅券発給申請書(5年用または10年用):1通
大使館または領事館にあります
渡航書発給申請書:1通
大使館または領事館にあります
パスポート用の写真(縦45㎜×横35㎜):2枚
最寄り駅の改札近くにあると思います。
警察で発行してもらった紛失・盗難届証明書
発行してから6ヵ月以内の戸籍謄(抄)本(原本):1通
日程が確認できる書類(航空券または予約書)
手数料:20ユーロ(現金のみ)

※ミラノ領事館で再発行した時に必要となった書類

このパスポート再発行時に警察で発行してもらった紛失・盗難届証明書が必要になります。
また、戸籍謄本または抄本の原本が必要になりますが、再発行時はFAXがあれば発行できます。

日本にいる親に役所で原本を取ってもらい、送り状と一緒に大使館または領事館にFAXをしてもらってください。

あと注意することは現金しか使用できないことです。
クレジットカードを使えば現金を下ろすことができるので、必要金額をお釣りが無いように現金で引き落としてから、発行場所に向かってください。

発行場所に一般旅券発給申請書、渡航書発給申請書があるので、記入して、その他の必要書類と一緒に提出すれば手続き完了です。
この時、FAXで戸籍謄(抄)本を送ったことを伝えて下さい。

全ての書類がそろっていれば、パスポートは1日で発行可能です。

書類が揃ってから発効までの時間

ミラノ領事館に朝9時30分に向かい、実際にパスポート発行が完了したのは15時でした。
書類提出から約6時間でパスポートの発行が完了しました。
早いですよね。

その間は近くのスターバックスで時間をつぶしながら、海外旅行保険について調査していました。

 

6. 被害情報を保険会社またはクレジットカード会社に連絡する

クレジットカード

パスポート発行手続きを行っている間に保険会社またはクレジットカード会社に連絡してください。
実際の手続きは帰国後になりますが、状況を伝えておくことが重要です。

ここで、役に立つのが事前に確認しておいた無くしたもの一覧になります。
紛失・盗難届証明書に記載してある物しか保険の対象にならないのか、または、後から無くなったものに気が付いた物でも申請対象になるのか確認して下さい。

正確に情報を伝えておけば、帰国後の申請がスムーズにいきます。

保険申請手続き

実際に荷物の盗難にあった海外渡航では旅行保険には入っていませんでしたが、ドコモのdゴールドカードや楽天ゴールドカードにも海外旅行保険が付いていたので、dゴールドカードの保険を使用しました。

皆さんもゴールドカードをお持ちでしたら確認してみて下さい。
きっと、保険が付いているはずです。

dゴールドカード保険は1事故の対して盗難の場合は最大30万円までの保証が付くので、帰国後に申請して、盗難にあったものと同等の保険金を頂くことができました。

カメラを紛失した場合、思い出は無くなってしまいますが、品物は戻ってきますので、そこは安心して良いと思います。

 

以上の流れに沿って、対応することでスムーズにパスポートの再発行ができるはずです。

最後にもう一度、言いますが、パスポートの再発行は思ったより早くできますので、不安にならずに焦らずに一つずつ対応してください。

 

よーへい
よーへい
いかがでしたか?
この内容は実際に自分が経験した内容をもとに書いていますので、信憑性の高いものになります。
あまり経験したくない内容ですが、もし、パスポートを紛失してしまった場合はゆっくりと対応してください。
それでは、これでこの記事を終わりにします。

 

 

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