今日は以前に訪れたプラハについて紹介します。
皆さんプラハという街をご存知ですか。
プラハとはどんな街?
プラハはチェコ共和国の首都になり、1000年以上の歴史のある都市であり、歴史地区は1992年に街全体が世界遺産に登録された可愛らしい街になります。
ヨーロッパ旅行と言ったらフランスとかイタリアなど人気な国があるので、チェコに旅行に行く方は少ないと思いますが、とても綺麗な街なので、是非、行ってみて下さい。
プラハは街全体が世界遺産
小塔が多くあることから「百塔の街プラハ」と呼ばれており、バロック様式の建築物やゴシック建築の教会などがたくさんあり、中世の建築物が数多く残されています。
そして、街全体が世界遺産に登録されており、見どころ満載な都市となります。
それでは、どのような見どころがあるのでしょうか?
プラハの見どころ
- カレル橋
- プラハ城
- 聖ヴィート大聖堂
- 天文時計
- ハヴェルスカー市場
他にも見どころはたくさんありますが、ここでは実際に訪れた上記の観光スポットについて紹介していきます。
観光スポット①:カレル橋
カレル橋はモルダウ川にかかるプラハ最古の橋で1357年から60年かけて作られた橋で旧市街からプラハ城をつなぐ橋となります。
そして、火薬塔からカレル橋を通ってプラハ城までの2.5kmは王の道と言われていて、その道沿いには歴史的な建築物や装飾物がたくさんあります。
このカレル橋は全長約520m、幅約10mのプラハを代表する観光スポットであり、16連のアーチ状の橋で構成されており、橋の左右には30体の聖人像が立てられています。
カレル橋とプラハ城の場所
上の地図の右下にカレル橋があり、中央にプラハ城があります。
プラハ城に行く途中にこのカレル橋を通りますので、綺麗な橋をじっくりと見ながらプラハ城までの道を楽しんで下さい。
観光スポット②:プラハ城
プラハに行ったら必ず行きたい観光地はプラハ城になります。
プラハ城は世界で最も古くて大きい橋として認定されていてギネスブックにも掲載されいる古城になります。
プラハ城情報
- 敷地面積:6万6761㎡(長さ570m、幅130m)
- 建築年:870年から開始
プラハ城は壁に囲まれたお城となっており、敷地の中にいくつかの建築物があります。
一番最初に建築されたのは聖母マリア教会で、その後、聖イジ―と聖ヴィートが建設されました。
そして、12世紀にはロマネスク様式の宮殿が建てられ、14世紀にはゴシック様式の王宮が再建されて強固な城砦として完成しました。
建築開始の870年から、延べ6世紀の月日をかけて、完成したプラハを代表するお城となりました。
プラハ城マップ
上のマップはプラハ城の入り口に掲載されている場内マップになります。
いかがですか?
このマップを見ただけで、敷地が広く建築物にたくさんあるのが分かりますよね。
真ん中にある黒い建築物が聖ヴィート大聖堂になります。
この建築物については、後ほど、紹介します。
他にも下記のようにたくさんの建築物がありますので、全部見るには少し時間がかかりますが、全て素晴らしい建築物なので、ゆっくりと見て回ってください。
お城の中にはカフェもありアルコールも飲めますので、疲れた方は休憩しながら、時間をかけて見学するといいでしょう。
プラハ城の建築物一覧
それでは、次にプラハ城のメインとなる聖ヴィート大聖堂について紹介します。
観光スポット③:聖ヴィート大聖堂
聖ヴィート大聖堂はプラハ大司教の司教座聖堂(カトリック教会の教区の中心となる教会の聖堂)となっており、チェコで最も大きなゴシック建築の教会となっています。
聖ヴィート大聖堂の大きさ
- 内部の大きさ:高さ34m×幅60m×奥行124m
- 正面に82mの2つの塔がある
- 中央に99mの鐘楼がある
この大聖堂はフランス人のマティアがフレンチ・ゴシック様式を取り入れたけてもの全体のレイアウトをデザインして、建設が開始された。
しかし、このマティアが全てを手掛けたのではなく、彼が世を去った後にも数名の建築家が後を継ぎ、約6世紀もの月日をかけて完成した壮大な建築物となります。
この建築物は大きさや外観にとてもインパクトがありますが、実際に見学して、一番に印象に残ったのは内観に飾られている数々のステンドグラスです。
量が多いため、全てをお見せすることはできませんが、大聖堂の中、一面にステンドグラスが飾られており、今まで行った教会やお城の中で群を抜いて素晴らしいものでした。
この大聖堂は人生の中で一度は見ていただきたい、おすすめの建築物なので、プラハに行ったときは、聖ヴィート大聖堂の内観をゆっくりと見て楽しんで下さい。
観光スポット④:天文時計
プラハの旧市街広場には天文暦と天体暦を利用した有名な天文時計があります。
この天文時計は1410年に制作されたもので、何度も修復がなされ、600年以上の月日をかけた今でも時を刻んでいます。
そして、毎時間0分になると骸骨姿の死神が鐘を鳴らし、12の使徒が行進する仕掛けとなっています。
このからくりを見るために時間になると観光客が集まり、込み合ってきますので、見やすい位置で見学して下さい。
天文時計の場所
この天文時計は旧市街の中にありますので、旧市街を散策しながら、街並みを楽しみながら目的地に行くといいでしょう。
観光スポット⑤:ハヴェルスカー市場
ハヴェルスカー市場は1232年から約800年続くプラハで最も古い市場で旧市街地の中にあります。
この市場は観光客を対象としているような市場となっており、マグネット、お人形、ガラス製品などのお土産屋さんがたくさん並んでいました。
市場好きの方はここで、お土産を買いに行ってもいいと思います。
ただ、市場だけでなく、プラハ城に行くまでのお土産屋さんはいくつかありますが、どの店も観光地価格で少し高めに設定されています。
駅構内のお土産屋さんが一番、安かったので、市街地に繰り出す前に駅のお土産屋さんで欲しいものがないのか、価格はどのくらいなのかチェックしてから出発してください。
日本でも時々みかけるモグラのクルテクというチェコのキャラクターグッズを子供たちにお土産に買いましたが、駅のお土産屋さんと市街地のお土産屋さんでは2倍の価格差がありました。
ハヴェルスカー市場の場所
いかがでしたか?
プラハに行きたくなった方も多いのではないでしょうか?
言い忘れましたが、チェコは世界屈指のビール大国で1人当たりのビール消費量が28年で1位となっています。
そのため、観光しながら美味しいビールが飲めますので、是非、食事と一緒に楽しんで下さい。
プラハはとても綺麗な街なので、ヨーロッパの国々を周遊する場合はプラハの街を見学してみて下さい。
おすすめですよ。
それでは、これで、今回のプラハに関する紹介は終了します。