今日はバルセロナにあるガウディ建築物ではない世界遺産について紹介します。
この記事ではバルセロナにある世界遺産であるカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院について紹介します。
どちらもリュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネというガウディと同じ時代に名をはせた建築家によって設計された建物で素晴らしい建築物です。
バルセロナにあるドゥメナク建築物
- カタルーニャ音楽堂
- サン・パウ病院
世界遺産①:カタルーニャ音楽堂
カタルーニャ音楽堂はモデル二スモ様式で設計されたコンサートホールで1997年に世界遺産に登録された建築物になります。
1908年に、カタルーニャ・ルネサンス(文芸復興運動)において指導的役割を果たしたオルフェオ・カタラン合唱団のために建設された音楽堂となっています。
カタルーニャ音楽堂の場所
1号線、4号線のウルキナオナ駅から徒歩5分の場所にあるので地下鉄を利用していくことができます。
ただ、周りにたくさんの観光スポットがあるので、散歩しながら行ってもいいと思います。
見学したい方は入り口で見学ツアーのチケットを購入してください。
下の写真がカタルーニャ音楽堂の入り口になります。
指定時間になったら案内してくれますので、それまで入り口で待機してください。
カタルーニャ音楽堂の入館チケット
- 入場券チケット(ガイドツアー付):€20
入場時間になったら階段の前でチケットの確認をして中に入ります。
入り口にある階段も大理石でできている素晴らしい階段で見ごたえがあります。
この階段を上ってツアーの開始です。
中に入ると最初に少し小さなホールに連れていかれ、カタルーニャ音楽堂について説明をしてくれます。
言葉は英語になりますが、ガイドの方は面白おかしく説明してくれますので、楽しめると思います。
説明が終わったら順に建物の見学が始まります。
最初は大ホール前の広間に通され、ステンドグラスや綺麗な柱、飾られている絵画を楽しむことができます。
開園が始まる前に待機する場所として用意されているのでしょう。
晴れている時はバルコニーを開けてくれて、外の建築物を見学することができます。
バルコニーの柱もとても綺麗なので、部屋の中を一通り見学したら、是非、バルコニーに出てみて下さい。
この見学が終わったら、次は待ちに待った大ホールへ案内されます。
1階からの景色、2階からの景色と大ホールの魅力を存分に楽しめることができます。
少し小さいホールですが、美しさに関しては素晴らしいものがありますので、ゆっくりと見学を楽しんで下さい。
それから、ここではパイプオルガンの演奏を聴くことができます。
大ホール全体に鳴り響く音も素晴らしく、とてもきれいな音色です。
写真だけでなく動画で音を取っておけば、帰ってからも楽しめると思うのでお土産として録音してみてはいかがでしょうか。
全体を見渡したら是非、ホール以外の装飾に注目して見て下さい。
天井の装飾やステンドグラスも一つ一つ細かい装飾が施されていて、とても綺麗です。
世界遺産や音楽が好きな方はツアーに申し込んで、音楽堂のすばらしさを堪能して下さい。
きっと満足いくツアーになると思います。
世界遺産②:サン・パウ病院
サン・パウ病院はモデルニスモ建築が10棟ほど立ち並ぶ豪華な病院になります。
この病院はカタルーニャ音楽堂とともに1997年に世界遺産に登録されました。
実際に2009年まで診療が行われていましたが、現在は閉鎖されています。
とても綺麗なので、カタルーニャ音楽堂と合わせて見学してください。
サン・パウ病院の場所
サンパウ病院はサグラダファミリアから続く遊歩道“ガウディ通り”の先にあります。
サクラダファミリアから近いので、サクラダファミリアを見学した後に行ってもいいかもしれません。
バルセロナ市街中心部からは少しはなているので、地下鉄5号線に乗ってSant Pau Dos de Maigで降りて下さい。
駅から出たら徒歩3分程で着きます。
見学するにはチケットが必要になりますので、チケットを購入して入場してください。
サンパウ病院の入館チケット
- 入場券チケット(自由見学):€14
- 入場券チケット(ガイドツアー付):€19
さて、入場したら見学の開始です。
サンパウ病院はオレンジ色の建物が並んでいて、見ているだけで、異世界に来たみたいな感覚になります。
建物も高い時計台、光を取り込むようにできているドーム型の建物など、病院とは思えないような建築物になっています。
また、中庭のような庭園もあり、そこでは木や草花が飾られており、患者の癒しの空間となっていたそうです。
実際に建物の中もとても綺麗で、階段ホールの天井には素晴らしいステンドグラスがあり、光を取り込み明るくなるように設計されています。
建物の中の装飾も細部までこだわりが見られますので、ゆっくりと歩きながら見学を楽しんで下さい。
入院病室を再現した部屋もあり、等間隔に並べられた白いベット、サイドテーブル、部屋を暖めるためのヒーターなどが置かれており、昔の時代を模写した映画の1シーンに出てくるような病室になっています。
当時の病室の様子が目に浮かびますね。
サン・パウ病院は世界の病院の中でも指折りに入る豪華さをもつ病院となっています。
時間のある方は是非、訪れてみて下さい。
バルセロナには世界遺産がいくつもありますので、楽しんで下さい。
その中でもカラルーニャ音楽堂は行く価値があると思える場所なので行ってみて下さいね。