皆さんはキャンプの時にどんなご飯を食べていますか?
飯ごうで食べるご飯は格別でとても美味しくなります。
せっかくなので是非、飯ごうでご飯を炊いてみて下さいね。
皆さんは飯ごうがどういうものか知っていますか?
飯ごうはもともと兵士が食料を入れて携行したり、食事の配給を受け取るための容器として使用するのが主の目的でした。
それを炊飯用に改良したものが今の飯ごうになっていて、今では炊飯だけでなく野外で調理に使用する携帯用の調理器具として使われています。
英語でmess tin(メスティン、食事缶)とも呼ばれるため飯ごうではなくメスティンという名前で形状を少し変えて販売されています。
本体やふたの素材は主にアルミ、ステンレス、チタン、鉄製のものがあります。
飯ごうの種類については別のページで紹介します。
ここでは、飯ごうでお米を炊く方法について紹介します。
今回は道の駅で買った新米あきたこまちとLogosのハンドル付きハンゴウを使用してお米を炊いたのでその時の炊き方を例に美味しいお米の炊き方を説明します。
飯ごうの使い方
この飯ごうは豆型になっていて4合炊きの飯ごうになっています。
本体、外蓋、中蓋の3つの部品から構成されていて、外蓋の部分は取っ手が付いていて、ちょっとしたフライパンとして利用することができます。
それでは、飯ごうを使ってお米を美味しく炊く方法を説明していきます。
手順①:お米の分量を量る
まず、最初に食べる分のお米の分量を量りましょう。
蓋でお米の量が図れるようになっていて、外蓋すり切り一杯で3合、内蓋すり切り一杯で2合になります。
一合炊きをしたい方は外蓋で3合分のお米を準備して内蓋に2合移してください。
外蓋に残ったお米が1合分になります。
手順②:お米を洗って水を入れる
お米の分量を量ったあと飯ごうを使用して水の濁りが薄くなるまで丁寧にお米を洗ってください。
その後、お米の量に合わせてメモリを確認しながら綺麗な水を注ぎます。
今回は2合炊きにしたので、下のメモリ線まで水を入れてあります。
上のメモリ線は4合炊きのメモリになります。
水はお米の味を美味しくするのでなるべく綺麗な水を使用してください。
キャンプ場のような自然一杯な場所はお水も美味しいので現地のお水をそのまま使ってもいいと思います。
水を入れたらそのまま水に浸しておいてください。
お米が水を吸うことで炊き上がりがふっくらとして美味しいお米になります。
水に浸す時間は水温で異なるので夏と冬では時間が異なります。
また、あまり長く水に浸してしまうとお米のデンプンが出てしまい、べとっとしたお米になってしまうので注意してください。
お米を水に浸す目安時間
- 夏:30分
- 冬:1時間
手順③:飯ごうをに火かける
それでは水に浸す時間が経過したら飯ごうを火にかけていきましょう。
炭火で炊いてもいいですがガスコンロで炊いた方が火加減を調整することができるの持っている方はガスコンロを使用しましょう。
火加減を調整できる場合は最初は中火で火にかけて下さい。
中の水が沸騰してきたら蓋の間から水分が出てくるので、その後は強火にしてください。
水の吹きこぼれが少なくなってきたら弱火にして待ってください。
次第にお米が炊ける匂いがしてきますので、ほんのりと焦げる匂いがしてきたら炊き上がった合図になります。
手順④:火からおろしてご飯を蒸す
火からおろした後はひっくり返してご飯を蒸してください。
10分くらい蒸したら完成になります。
飯ごうで炊いたご飯は格別に美味しいので皆さん挑戦してみて下さい。
家の炊飯器で炊くのとはまた違う味がするので、すごく美味しく感じます。
実際に美味しいんですけどね。
飯ごうを持っていない方はあまり高くないので是非購入して飯ごう炊きに挑戦してみて下さいね。
それでは、またね。