今日は英語のことについて記事を書いていきたいと思います。
はゆみのパパは今まで仕事で中国、韓国、台湾、シンガポール、チェコ、ドイツ、スペインと色々な国に行って、英語でのコミュニケーションをとっています。
昔から英語は得意な方ではなく、仕事で英語を使うようになるまでは苦手意識がありましたが、今では英語を使って仕事をしています。
実体験をもとに英語でコミュニケーションを取れるようになる重要なポイントを説明したいと思います。
その前に日本人と英語の関係について少し書いていきたいと思います。
日本人が英語を話せる割合
皆さんは小さい頃から英語を学校や塾で学んだと思います。
それでも、世界の他の国々の人に比べて、日本人は英語を話せない方が多いという統計があります。
皆さんは英語を話せる日本人がどの程度いると思いますか?
答えは約20%~30%です。
つまり、10人中7、8人は英語を話すことができないと言われています。
少し古いですが2019年のTOEFL iBTのスコアデータがありましたので、日本人の平均点がどのくらいなのか調べてみました。
データから点数の出ている国を抜粋しています。
その前にTOEFL iBTについて説明します。
TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略であり、アメリカ合衆国の非営利教育団体ETSが実施している英語のコミュニケーション能力を測る英語の試験になります。
その試験をInternetで実施しているのがこのTOEFL iBTになります。
そのため、この試験の点数を見れば、おおよそ各国の人たちがどの程度、英語を話すことができるのかが分かります。
では、平均点を見てみましょう。
2019年 TOEFL iBT国別平均点(171ヵ国)
- 1位:オーストラリア 100点
- 2位:オランダ/スイス/ドイツ 99点
- 147位:日本 72点
いかがですか?
日本人が英語が苦手なことが点数からも明確になっています。
アジア圏だけで見ても27位/29ヵ国となっています。
現在、グローバル化が進んでいる中、英語を話すことは重要となってきているため、文部科学省では英語の教育を抜本的に改革することを検討していて、次のような計画が立てられています。
- 小学校5~6年生:英語を正式教科として取り入れる
- 中学校:英語の授業を日本語ではなく英語で行う
ただし、これだけは英語を話せるようにはなりません。
それでは、英語が話せるようになるには何が重要なのか次で説明していきます。
英語を話せるようになるための重要なポイント
実体験から感じた英語を話せない方が英語を話せるようになるための秘訣について説明していきたいと思います。
英語を話せるようになるポイント
英語を口に出して話すこと
英語を話せるようになるには、英語を口に出して話すことがものすごく重要です。
今までの日本の教育はリーディング、ライティング、リスニングがメインとなっており、スピーキングの学習はあまり実施されていませんでした。
皆さんも、そのように感じたことはありませんか?
日本人は勤勉なため、リーディングとライティングに関してはある程度、できる人がいます。
しかし、スピーキングとリスニングが苦手なため、英語を話せないと感じてしまっているのだと思います。
なぜ日本人は英語を話せないのでしょうか?
日本人が英語が話せない理由
- 日本には外国人が少ない
- 英語を使う環境が少ない
- 英語の勉強を継続するモチベーションが上がらない
皆さんの周りには外国人のお友達が何人くらいいますか?
そして、外国人の友達がいたとして、その方とは英語で会話していますか?
おそらく、答えは「外国人のお友達はいない」、もしくは、「お友達はいるが日本語で会話している」ではないでしょうか。
この英語を話す機会がほとんどないことが日本人が英語を話せない一番の理由になります。
まずは口に出すことが英語を話すことが出来るようになる最初の一歩になるので、周辺に英語を話す友人がいなかったり、仕事上、英語を話す機会がない方は英会話スクールに入ることも一つの手段です。
今はオンラインでの英会話スクールも増えてきていて、PC一つあれば、現地に行かなくても家で英会話ができるため、おすすめです。
英語でコミュニケーションを取れるようになった実体験
自分も昔は英語でのコミュニケーションをとることが不安でした。
英語でコミュニケーションを取れるようになった理由が2つあります。
英語でコミュニケーションを取れるようになった2つの理由
- 恥ずかしさを捨てた
- 外国人は何度でも同じことを繰り返し説明してくれる
恥ずかしさを捨てよう
皆さんも間違えたらどうしようとか、伝わらなかったら嫌だなと感じて英語に苦手意識を持たれている方も多いと思います。
まずは、そこを克服していきましょう。
実際に海外の会社のメンバーと仕事をすることになると、英語でのコミュニケーションは必須になります。
英語が苦手だと思っている方も自分の能力を信じて、英語を口に出してみて下さい。
だんだん、慣れていき、頭で考えなくても英語が口から出てくるようになります。
外国人の考え方を理解しよう
一緒に仕事をしている外国人の方から次のことを聞きました。
外国人が感じていること
- 下手な英語でも話してくれると嬉しい
- 何も言わないと自分の意見に賛同してくれてると思う
日本人の場合は何も言われない場合は自分の意見とは違うのではと感じるのが普通だと思いますが、外国人の方は考え方が反対で、自分の意見に賛同してくれていると感じるそうです。
そのため、下手な英語でも話して欲しいと言われたことがあります。
最初の頃は、話をしようとしてもリスニングができず、何を言っているのかわからないことも、しばしばありました。
英語の内容が分からない時は正直にもう一度、説明してくれるようにお願いしてください。
彼らは嫌な顔せず、理解してもらえるまで、何度でも違う言葉で説明してくれます。
今まで書いたこの記事のことを理解すれば、少しずつ英語に関する苦手意識が薄れてきて、コミュニケーションが取れるようになるでしょう。
最後にもう一度、英語を話せるようになる重要なポイントをお伝えして終わりたいと思います。
英語を話せるようになる重要なことは、口に出して話すこと
この機会に自分の殻を破って、英語を口に出すことに挑戦してみて下さい。