今回は千葉にあるReCamp勝浦というキャンプ場に行ったので紹介したいと思います。
勝浦は千葉の中では比較的涼しいと言われている地域なので夏キャンプで行きましたが地元で過ごすより涼しく感じました。
千葉県のキャンプ場は標高が高くないですが海が近いので海好きの方は是非、行ってみて下さい。
キャンプについて次の記事でまとめているので合わせてご覧ください。
他キャンプ場紹介のリンクも貼ってあります。
ReCamp勝浦は房総半島の南東の海岸線近くにあるキャンプ場になります。
皆さん、勝浦という地域は気温が低いことをご存知でしょうか?
勝浦は都心より温度が2、3℃低く100年以上、猛暑日を記録したことのない涼しい地域になります。
勝浦は海に近く陸から数百メートルで水深が深くなっているため海の底に太陽が届かず水温が低くなります。
その低い水温で冷やされた風が陸に入ってくるため街全体が涼しくなります。
そのため、ReCamp勝浦キャンプ場は標高が低くても過ごしやいキャンプ場になります。
そして、このキャンプ場はテントサイトだけでなくキャビン、コンテナハウス、タイニーハウスも充実しており場内マップは次のようになっています。
それではキャンプ場の施設について一つずつ紹介していきます。
キャンプ場の場所
ReCamp勝浦は市原舞鶴ICから40分弱の場所に位置していて勝浦駅のそばのキャンプ場になります。
勝浦は日本でも有数の朝市が有名な地域になります。
後ほど紹介しますが近くにお住まいの方は朝早く家を出て朝市によった後にキャンプ場に向かってもいいと思います。
また、とても綺麗な海岸がまわりにはたくさんあるためチェックインまで海で過ごしてもいいと思います。
我が家は2泊3日でキャンプに行ったため、1日目の朝はチェックインまで守屋海水浴場に行って、2日目の朝にキャンプ場を抜け出して朝市に行きました。
キャンプだけでなく、勝浦ではたくさんの思い出作りができるのでファミリーで楽しむといいでしょう。
さてキャンプ場の入り口ですが、道路沿い(国道297号線)に大きな看板が立っているので分かりやすく、曲がるとすぐに坂になっています。
キャンプ場に入る時は大体、細い舗装されていない道を入っていくのが常ですが、このキャンプ場は舗装されている坂を少し上っていくと管理棟まで着きます。
手前の駐車場に止めて手続きしてください。
それではキャンプ場に着いて詳しく紹介していきます。
キャンプ場施設①:テントサイト
ReCamp勝浦は広いキャンプ場でサイトの種類も豊富です。
予約するときは悩んでしまうほど、たくさんの選択肢があるので自分のキャンプスタイルにあったサイトを利用してみて下さい。
サイトの種類
- テントサイト(大空CAMPエリア):
大きさは80㎡と120㎡と2種類の大きさがあります。
このサイトは周りに木が無いので青空や星を見るのに最適で開放感のあるサイトになります。
夏は少し暑いので少し涼しい時に向いているサイトになります。 - テントサイト(こかげCAMPエリア):
大きさは80㎡~180㎡と様々な大きさのサイトがあり、このキャンプ場の中で一番広いエリアになります。
サイト内に木があって、その木で日陰ができるため夏は少し涼しく感じるでしょう。
ただ、サイト内が全て日陰になるほどの木があるわけではないのでこのサイトは日陰サイトではなく名前通り木陰サイトですね。 - キャビン:
このキャンプ場はキャンビンがたくさんあって場所も一か所に固まっているのではなく、色々な場所にあります。
全てのキャビンにエアコンが付いているので1年中、気温や天候に左右されることなく利用可能です。
テントが建てられるスペースがあるサイトもあるのでキャビンとテントの両方楽しめるのもメリットになります。 - コンテナハウス:
コンテナハウスはデッキの上に常設テントがあるのでテントを持って行かなくてもテント生活を体験できます。
建物内はエアコンもあるので就寝時は屋内で過ごせば安心してキャンプができ、調理器具も貸し出ししているのでグランピング同様、ほぼ手ぶらでキャンプを楽しめます。 - タイニーハウス:
タイニーハウスは小さな家という意味を持ち、丘の上にあるサイトはキャンプ場の中では設備が一番充実している別荘みたいな雰囲気のサイトになります。
また、幌馬車風の可愛らしいサイトはReCampオリジナルのサイトでインスタ映えするようなサイトになっています。
今回は夏に行ったのでテントサイトのなかの木陰サイト(K120-3)を利用しました。
最初は木がサイトに何本かあるためテントが建てられるか心配でしたが、問題なく斜めにテントを張ることができました。
そして、利用したこのサイトではハンモックを使用するのに丁度いい感覚で木が植えてあったのでダイソーで500円で購入したハンモックを引っかけて使用しました。
子供たちはハンモックに夢中でずっとハンモックで遊んでいました。
それでは次にテントサイト以外のサイトを写真で紹介します。
個人的にはテント生活が好きなので、あまり建物を借りることはありませんが、このようにテントサイトだけではなく建物がたくさんあるので虫が苦手な方や暑さや寒さが苦手な方にとってはかなり魅力的なキャンプ場だと思います。
キャンプ場施設②:炊事場、お手洗い、ゴミ捨て場、灰捨て場
キャンプ場が広いので炊事場はエリアごとにあり清掃が行き届いていてとても綺麗な炊事場でした。
排水溝が詰まらないようにビニール袋が常設されていたりコロナを意識しているのか消毒液がおいてあったのは好印象でした。
また、小さい子でも手洗いが出来るように踏み台が置いてあるところもファミリーキャンプのお客さんにとってはありがたい気遣いです。
トイレは男性用と女性用が分かれていてウォシュレット付きの洋式トイレなので綺麗なトイレでした。
キャンプ場の広さと比べるとトイレの数が少し少ないので並んで利用することもありましたが行列ができるわけではないのでそんなに困りませんでした。
こかげCAMPエリアのトイレは男性用が2つ、女性用が3つありました。
次はゴミ捨て場と灰捨て場です。
ゴミ捨て場は管理棟の横にあるので帰り際に捨てるといいでしょう。
閉め切っているので夏の小屋の中は悪臭がしますがこれは仕方ないですよね。
ゴミを捨てる時は分別が必要です。
ゴミの分別
- 黄色のゴミ袋:可燃物、ペットボトル用
紙、生ごみ、ビニール、プラスチック、花火のゴミ - 青色のゴミ袋:缶
ガス缶はゴミ庫の専用捨て場にすてる - 白色のゴミ袋:ビン
ゴミの分別は必要になりますがガス缶が一緒に捨てられると持ち帰るゴミが減りますよね。
キャンプ場によってはガス缶が捨てられない場所もあるのでガスコンロやガスランタンなどを使用している方は便利ですね。
灰捨て場はかなり大きな捨て場があってドラム缶などではなくコンクリートで囲った専用捨て場があります。
同じ場所に未使用薪やアルミホイルのゴミ捨て場もあるので利用してください。
灰は熱が完全に冷めてから灰捨て場に捨てましょう。
2日の夕方に余熱から周りの炭に発火し火事が起きていました。
キャンプ場施設③:お風呂
キャンプ場にお風呂があるとテンション上がりませんか?
このキャンプ場のお風呂は30分間隔て定員10名までといまっています。
そのため、キャンプ場は広いですがお風呂が混んで入れないといったことがないため、とても良いシステムです。
そして予約はLineで行いCamp場をLine登録すると出来るようになります。
18時くらいは人気があって定員がすぐにうまってしまうので少し時間をずらすといいでしょう。
朝の時間に入れるのもいいですよね。
キャンプ場から帰る時に片付けをすると夏では汗だくになってしまいます。
そのため、我が家では片付けた後にお風呂に入って管理棟で子供たちとアイスを食べてから帰りました。
お風呂利用
- 利用時間:8:00~10:30(最終退出:11:00)
15:00~19:30(最終退出 20:00) - 料金:無料
- アメニティ:シャンプー、リンス、ボディソープ
- 予約:Line予約(定員10名/30分)
脱衣所は綺麗で洗面台が1台ありドライヤーを使うことができ、広さも定員10名というわりにはすごく広い空間でした。
エアコンも完備されているので夏でも涼しく使いやすかったです。
キャンプ場施設④:シャワー、ランドリー
管理棟の外にはお風呂とは別にシャワー室があります。
利用時間はお風呂の時間よりは長く、7:00~22:00まで無料で使用することができます。
敷地内にプールがあって以前は利用できたので、それに合わせてシャワー室が外に合ったのだと思いますが今は老朽化のためプールは使用できなくなっています。
それでも時間を気にせずにシャワーを利用できるのはいいですよね。
次にランドリーの紹介です。
ランドリー専用の建物があって、そこには3台の洗濯機と乾燥機があります。
洗濯機は無料で使用できますが洗濯洗剤はついていないので選択するときは洗剤を持って行ってください。
乾燥機は30分200円で利用することができます。
案外、洗濯する人が多く洗濯機は常に稼働していたので利用する方は洗濯物を洗濯機の中に入れっぱなしにすることなく時間になったら取り出すようにしましょうね。
キャンプ場施設⑤:売店
次に売店の紹介です。
売店はかなり広く日用品、食べ物、アルコール類、アイスなど色々なものが販売されています。
その他にも子供が遊べるおもちゃや木を彫って作るコップのようなものなどキャンプ時間を楽しく過ごすためのアイテムもいくつか置いてありましたね。
薪や炭も売っているので持ってくるのを忘れた方や使い切ってしまって追加で必要な方は購入することができますが価格が少し高いです。
薪は1100円、炭も600円くらいするので他のキャンプ場で売っている値段と比較すると高価になっているため出来るだけ余分に持って行った方がいいと思います。
出かける前に足りなくなることが無いか確認してから向かってください。
キャンプ場施設⑤:遊具
このキャンプ場にはプールがありますが老朽化しているため今は使用禁止になっています。
他にも公園と黒板広場があるのでそこで遊びましょう。
公園にはすべり台、鉄棒、タイヤや平均台のようなものが置いてあります。
遊具がたくさんあるわけではありませんが小さい子供なら飽きずに遊べると思います。
また、黒板広場があって大きな2つの黒板が置いてあるのでチョークで絵をかいて遊ぶことができます。
チョークは遊び終わった子供たちが置いていったチョークがいくつか置いてありますが、売店で100円/本で売っているので、たくさんお絵かきをしたい方は専用にチョークを買ってくださいね。
それから管理棟の前には花火広場があります。
21時まで花火が出来るので花火を持ってきた方は時間を守って花火広場でやってください。
子供たちにとってはキャンプの花火は一大イベントなので花火を楽しみましょう。
次にキャンプ場で毎日実施しているイベントについて紹介します。
『いたずらヒーローとキャンプ場からの脱出』というゲームで参加費300円で遊ぶことができます。
このゲームは謎解きゲームで広いキャンプ場をうまく利用して色々な場所に暗号が隠されています。
その暗号を全て解き明かすと宝箱のカギをもらえてお宝をゲットすることができます。
中身は実際にゲームクリアした人だけが知ることができるので頑張って謎解きにチャレンジしてみて下さい。
我が家の子供たちは小学生中学年~高学年ですが、子供達だけで謎解きを実施してクリアしていました。
子供達だけでやると案外時間がかかるので夕方から始めるのではなく昼過ぎから開始してゲームを楽しんで下さい。
それでは、これでReCamp勝浦の紹介を終わります。
2日目の朝に朝市のわらび餅と海の幸を味わいに行きました。
キャンプ以外でも楽しめるのとキャンプ場も施設は綺麗に清掃がされているので良いキャンプになりました。
皆さんも是非、行ってみて下さいね。
- お風呂が10名定員になっているので空いている
- 洗い場やトイレなど水回りが綺麗
- サイトがたくさんあり自分好みのキャンプが楽しめる
- トイレの数がキャンプ場の広さと比べると少ない
- 悪い点ではないですがせっかくのプールが老朽化で使用できない