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クーラーボックスの種類と選び方【ハードタイプとソフトタイプの特徴は何?】

クーラーボックス
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よーへい
よーへい
こんにちは、はゆみのパパです。
今回はクーラーボックスについて記事を書きたいと思います。
是非、この記事を読んで自分のスタイルに合わせたクーラーボックスを選んでください。

 

クーラーボックスには、いくつかの素材があり、それによって保冷力が変わります。
数日間、夏キャンプに行く方は保冷力のあるクーラーボックスが欲しいですよね。

また、大きさによって容量も変わるため、何人分の食材を入れるかによっても選び方は変わるでしょう。

それでは、どのようなクーラーボックスがあるのか紹介していきたいと思います。

 

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クーラーボックスの種類

クーラーボックスにはどのような種類があるの?

クーラーボックスは大きく分けて2つの種類に分けられます。

クーラーボックスの種類

  • ハードタイプ
  • ソフトタイプ

ハードタイプは樹脂や金属などのかたい素材で出来ており、保冷力が高い所が魅力です。
また、天板にコップが置けるようになっているものもあり、ちょっとしたテーブルとして使用することも出来ます。

ソフトタイプはアルミとポリエチレンの素材で出来ており、折りたためるため、かさばらないことが魅力になります。
保冷力が低いため、キャンプのメインクーラーボックスとして使用するのではなく、運動会やピクニックなどに使用するのに向いています。

それでは、ハードタイプとソフトタイプの特徴について順番に説明していきます。

 

ハードタイプの特徴

クーラーボックス

ハードタイプはいくつかの素材があり、それぞれの素材によって特徴が異なります。

ハードタイプの素材

  • 発泡スチロール
  • 発泡ウレタン
  • 真空断熱パネル

この3種類の素材がありますが、素材によって保冷力、重量、価格などが変わってきます。
使用目的や保冷時間(使用日数)に合わせて、適切なクーラーボックスを選ぶことが重要となりますので、次の内容を参考に購入を検討してください。

 

発泡スチロール

発泡スチロールタイプのものは3つの素材の中で一番、軽量なものになります。
釣具店やホームセンターでよく見かけ、簡単な作りとなっているため、価格は安くなっており、購入しやすいですが、保冷力が低いため、長時間使用には向いておらず、短時間で使用するシーンに向いています。
家では釣りに行く時などに使用しています。

 

発泡ウレタン

発泡ウレタンは断熱層にウレタンを充填しているため、冷気を保持することができ、断熱効率が優れています。
そして、発泡スチロールと比べると、約1.5倍の断熱効果があるため、保冷力が高めになっていますが、数日間、訪れる長期キャンプでは発泡ウレタンでも厳しいため、1泊2日の短期キャンプなどに使用するといいでしょう。
価格はそこまで高くないため、真空断熱パネルのクーラーボックスに比べると購入しやすいと思います。

クーラーボックスの保冷力を高める手法

発泡ウレタンのクーラーボックスは安価なため、現在、使用していますが、2泊3日のキャンプで使用すると、2日目にはもう保冷力が落ちてしまい、食材が痛み始めます。

そこで、発泡ウレタンのクーラーボックスの中に持っていたソフトタイプのクーラーボックスを入れ、2重にすることで、保冷力を上げました。
こうすることで、2泊3日でも保冷力を維持することができました。

他にも保冷力上げる方法はあるので、別記事で紹介したいと思います。

 

真空断熱パネル

真空断熱パネルはクーラーボックスで使われている材質の中で最も熱が伝わりにくく、発泡スチロールの約10倍の断熱効果があります。
そして、このパネルを6面前面に配置したクーラーボックスは最強の保冷力を誇ります。
また、真空断熱パネルと発泡ウレタンを組み合わせたクーラーボックスもありますが、これでも保冷力は十分高めになっています。
長期キャンプに行く方や、炎天下で使用することを想定している方は真空断熱パネルのクーラーボックスがおすすめです。
少し高価なものなので、自分のキャンプスタイルに合うのか確かめたうえで購入してください。

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ソフトタイプの特徴

ソフトクーラー

ソフトタイプには次の3つの素材が使われていて、それぞれの素材によって特徴があります。

ソフトタイプに使われている素材

  • アルミ断熱材
  • PVCターポリン
  • ポリエチレン

使われている素材によって、保冷力、防水性などが異なりますので、ソフトタイプを使用する方は素材を確認しながら、使用スタイルに合わせて適切なものを選ぶようにしてください。

ソフトタイプのクーラーボックスはハードタイプのものと比べると保冷力が落ちるのでキャンプに行く時は本命として使用するのではなくサブクーラーとして使用することをおすすめします。

 

アルミ断熱材

クーラーボックスの内側にアルミ断熱材が使用されているものは保冷力が高くなります。
よく見る銀色のアルミ素材です。
アルミ断熱材は別売りで購入することもできるので、お持ちのソフトタイプのクーラーボックスの保冷力が低いと感じている方は別途、購入して内側に張り付けるといいでしょう。
保冷力がアップします。

 

PVCターポリン

PVCターポリンとは、ポリエステルやナイロンなどの布に、塩ビ樹脂を塗布させた生地になります。
丈夫で耐久性が高く、防水性にも優れているため、ソフトタイプのクーラーボックスの外側の素材として使用されています。
また、汚れが付きづらいような加工がされているため、キャンプのような屋外での使用に向いています。
短時間の保冷力を求めるなら、荷物となるハードタイプのものではなく、かさばらないソフトタイプのものを選んでもいいでしょう。

 

ポリエチレン

ポリエチレンはPVCターポリンと同じように防水性に優れていう事が特徴となっており、エコバックにも使われているため、安価な物が多くなっています。
そして、断熱性が低いため、保冷力は他のものの中で、一番劣ります。

公園に持って行ったり、買い物に持って行くにはいいですが、キャンプには向きません。

 

以上がハードタイプとソフトタイプの素材に使われている特徴になります。

それでは、このことを踏まえ次にクーラーボックスの選び方について説明していきます。

 

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クーラーボックスの選び方

クーラーボックス

クーラーボックスを選ぶ時の基準は何?

皆さんはクーラーボックスを購入する時、保冷力と容量を調べると思います。
それでは、どのような基準で購入するのがいいのでしょうか。

クーラーボックスを選ぶ基準

  • 持続時間(保冷力)
  • 価格
  • 容量

クーラーボックスを使用するシーンによって適切な保冷力や容量は変わります。
特にキャンプなどの宿泊を前提で使用する場合は何泊するのか、何人分の食材を持って行くのかを調査したうえで、自分のスタイルに合ったクーラーボックスを選んでください。

もちろん保冷時間が長いクーラーボックスは価格も高くなります。
ここでは、キャンプに持って行くのに向いているハードタイプのクーラーボックスについて、素材ごとのおおよその保冷時間と価格をお伝えします。
参考にしてください。

ハードクーラーボックスの保冷時間と価格の目安

素材 保冷時間の目安 価格
発泡スチロール 約5時間 1000円前後
発泡ウレタン 約15時間 10000円~20000円
真空断熱パネル 約40時間 30000円~50000円

 

次は容量について調べていきたいと思います。

どのくらいの人数に対して、どのくらいの容量が適しているのでしょうか?

クーラーボックスの容量目安

使用人数 適切容量 ペットボトル目安
(500ml)
1人 20リットル 16本
2人 30リットル 24本
3~4人 50リットル 34本

いかがですか?
素材によって、結構、保冷時間と価格が異なりますよね。

2泊3日以上のキャンプに行く時は、保冷時間が40時間ある真空断熱パネルが適しています。
価格は少し高いですが、クーラーボックスはキャンプだけでなく、ピクニックや運動会にも使うことができるので、少し高いですが、真空断熱パネルのクーラーボックスを購入することをおすすめします。

 

クーラーボックスを選ぶ基準は分かりましたか?
ハードタイプ、ソフトタイプの種類があり、保冷時間、価格、容量を調べて自分の使用シーンに合わせたものを選ぶといいでしょう。
クーラーボックスはキャンプには必須のアイテムですからね。

 

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おすすめクーラーボックス

ここまでで説明した通り、クーラーボックスには種類があります。
その中からおすすめのクーラーボックスを紹介したいと思います。

Deelight:アイスランドクーラーボックス

Deelightとは高性能なクーラーボックスを販売しているオリジナルブランドになります。

そのため、ColemanやSnowpeakといった多くのキャンプ用品を販売しているメジャーなブランドとは異なりますが、保冷力やデザインに関しては他メーカーに引けを取らない商品になっています。

大きさも3つの容量のものがラインナップされていて20QT(18.9L)、35QT(33.1L)、45QT(42.6L)のものがあるので、使用人数によって自分に合ったものを選ぶことができます。

アイスランドクーラーボックス

アイスランドクーラーボックス45QT
重量:10.9㎏
外寸:幅約68.5×奥行41.1×高さ41.4㎝
内寸:幅約54.6×奥行27.9×高さ30.7㎝
容量:42L

アイスランドクーラーボックス35QT
重量:9.2㎏
外寸:幅約56.8×奥行41.1×高さ41.1㎝
内寸:幅約42.9×奥行27.9×高さ30.7㎝
容量:33.1L

アイスランドクーラーボックス20QT
重量:6.0㎏
外寸:幅約53.6×奥行33.8×高さ36.3㎝
内寸:幅約35.8×奥行19.8×高さ24.9㎝
容量:18.9L

断熱材には厚さ5cmのポリウレタンフォームが使用されていて、抜群の保冷力を誇ります。
使用条件にもよりますが、最長で5日間も氷が溶けないほどの保冷力があるので、長期キャンプにも向いているクーラーボックスになります。

そして、何を言ってもデザインがミリタリー柄になっていて、とてもかっこいいです。
もちろん、無地の商品もありますが、アウトドアで使うならミリタリー柄のものを購入したいですよね。

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Snowpeak:ハードロッククーラー40QT

ハードロッククーラーは極厚クーラーの先駆者であるグリズリー社とのコラボ商品になります。
グリズリー社の技術を取り入れて、断熱材を熱くすることで保冷力を最大限まで高めているため、信頼できる商品となります。

断熱材には厚さ5cmのポリウレタンが使われており、ドライアイスを入れて置くと1週間の保冷効果を維持することができるといった、驚くほどの保冷力を持っています。

ハードロッククーラー40QT

アイスランドクーラーボックス45QT
重量:11㎏
外寸:幅約64.8×奥行40.6×高さ39.1㎝
内寸:幅約46.4×奥行24.1×高さ27.9㎝
容量:38L

この商品にはラインナップはなく、サイズが一つだけしかないのと、高性能クーラーボックスのため、価格が少し高いことが少し残念なポイントになります。

ただ、Snowpeak製となるため、アフターフォローがしっかりしていて、万が一、構造上の不備があっても、適切な価格で修理をすることができますので安心できる商品となります。

YETI:ローディ/タンドラ

YETIとは2006年にプレミアムクーラーボックスを中心に開発している会社になります。
このクーラーボックスの最大の特徴は耐久性になります。

幼いころからアウトドアを経験しながら育ったSeiders兄弟が、毎日、クーラーボックスを使用することで蓋がへこんだり、取っ手が壊れたりといった課題を改善するために自らの経験をもとに耐久性を重視して開発されたクーラーボックスになります。

激流の中、使用されるホワイトウォーターカヤックと同じロテーショナルモールド(回転成形工法)を採用しており、蓋、ボディ共に継ぎ目無くモールドされた耐久性に優れた構造になっています。

また、圧力注入された5cmの断熱材が外気からの絶縁効果を高め、1週間ほどの保冷力を持っているので、このクーラーボックスも長期キャンプに向いている商品になります。

クーラーボックス専門で開発しているだけあり、ラインナップも充実しています。

アイスランドクーラーボックス

ローディ24
重量:5.81㎏
外寸:幅約41.91×奥行35.56×高さ44.45㎝
内寸:幅約31.75×奥行24.13×高さ33.66㎝
容量:22.71L

タンドラ 35
重量:9.07㎏
外寸:幅約54.29×奥行40.96×高さ40.01㎝
内寸:幅約37.1×奥行26.7×高さ28.6㎝
容量:25.4L

タンドラ 45
重量:10.43㎏
外寸:幅約65.41×奥行41.28×高さ39.05㎝
内寸:幅約47.9×奥行27.0×高さ29.2㎝
容量:32.9L

タンドラ 65
重量:13.15㎏
外寸:幅約77.79×奥行43.82×高さ40.64㎝
内寸:幅約61.9×奥行30.5×高さ30.5㎝
容量:54.1L

耐久性、保冷力がとても高いものになっているため、今日では、アウトドア愛好家、プロフェッショナル、移動商店、そして裏庭のバーベキューキング達が1番に選ぶクーラーボックスとなっており、人気の商品となっています。

 

よーへい
よーへい
それでは、これでクーラーボックスの説明を終わりにします。
是非、この記事を読んで、クーラーボックスの特徴を理解したうえで購入を検討してみて下さい。
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