今日はホットサンドメーカーについてお話しします。
皆さんホットサンドメーカーって知っていますか?
温かいサンドイッチのことをホットサンドといい、そのサンドイッチを簡単に作ることができる調理器具がホットサンドメーカーになります。
食パンにチーズやベーコンを挟んで焼けば、外はカリカリのパン、中はトロっとしたチーズのホットサンドが出来上がります。
それでは、ホットサンドメーカーにはどういうものがあるのでしょうか。
選び方の5つのポイントについて解説していきます。
ホットサンドメーカーを選ぶときの5つのポイント
ホットサンドメーカーも色々な種類のものがあります。
下記のポイントを確認して購入すると自分が望んでいるホットサンドメーカーに出会えると思います。
ホットサンドメーカーを選ぶ5つのポイント
- 上下の鉄板を分離できるか
- フッ素加工されているか
- 焼いた時のパンの耳はどのような焼き上がりか
- 焼き上がりの刻印があるか
- 具材を挟める量はどのくらいか
それでは1つずつポイントについて解説していきます。
ポイント①:上下の鉄板を分離できるかどうか
ホットサンドメーカーは2枚の鉄板を使って食材を挟み込む調理器具になりますが、その鉄板が分離できるものとそうでないものとがあります。
分離できると何がいいのでしょうか?
- フライパンとして使用することができます
キャンプの時、フライパンはちょっとした料理を作る時に必要になります。
特に朝食でソーセージや卵を焼いたりするときに使いたくなりますよね。
そんな時に分離できるホットサンドメーカーがあれば、余計にフライパンを持参する必要がなくなるので荷物を減らすことができます。
ポイント②:フッ素加工されているか
ホットサンドメーカーには色々な材質のものがあります。
アルミ製、ステンレス製、鉄製のものなどがありますが、ほとんどのものがアルミ製の材質になります。
その中でフッ素加工されているかどうかがポイントの1つになります。
フッ素加工のフライパンと同じような使い勝手になります。
- フッ素加工されていると傷がつきずらく焦げの防止になります
ポイント③:焼いたときのパンの耳
パンの耳がカリカリになるように大きくつぶせるものとパンの耳をあまりつぶさずに残すものと色々な種類のものがあります。
パンの耳をつぶせるものがおすすめ
- パンの耳をつぶすことで、サンドした具材がはみ出さず綺麗なホットサンドを作ることができます
パンの耳が蓋の役割をするので、多少、汁気のあるものを挟んでもパンの耳から漏れることがないので安心です。
色々なものを挟みたい人はパンの耳をしっかりとつぶせるものを選んで下さい。
パンの端まで具材を挟みたい人は耳をあまりつぶさないものを選ぶといいと思います。
ポイント④:焼き上がりの刻印
ホットサンドメーカーには刻印があるものと、ないものがあります。
パンに線が入るだけでも見た目が美味しそうに見えます。
見た目は料理の重要なファクターです。
メーカーのシンボルとかメーカーのロゴなど様々なデザインに物があるので選ぶ一つのポイントととして検討してみてください。
- 鉄板にデザインがあると、焼き上がり時にパンに刻印がついて、おしゃれなホットサンドを作ることができます
個人的には燕三条製のホットサンドメーカーはTSBBQ(Try!Stylish BBQ!)という刻印ができ、とてもかっこいいホットサンドが作れるので、おすすめです。
ポイント⑤:具材を挟める量
ホットサンドなので、挟める量は重要なポイントになります。
- ホットサンドメーカーの真ん中の深さによって挟んだ時の量が決まります
購入するときはこの深さについても調べて、たくさん具材を挟みたい人は深いものを選ぶといいでしょう。
上で紹介した燕三条製のホットサンドメーカーは深さがあるので、たくさんのものを挟むことができます。
この5つのポイントを調べて購入すれば、自分の好みのホットサンドメーカーを見つけられると思いますよ。
それでは次におすすめのホットサンドについて紹介したいと思います。
おすすめホットサンドメーカー一覧
ホットサンドメーカーは各社、様々な形・特徴のものを販売しています。
お気に入りのホットサンドメーカーを見つけて下さい。
ここでは主要メーカーの7つのホットサンドメーカーを紹介します。
まずは製品仕様を比較していきます。
各メーカーのホットサンドメーカー仕様比較
メーカー | Coleman | 燕三条 | Logos | スノーピーク | チャムス | バウルー | キャプテンスタッグ |
製品名 | ホットサンドイッチクッカー | TSBBQ ホットサンドイッチクッカー | ホットサンドパンーBA | ホットサンドクッカー トラメジーノ | ホットサンドイッチクッカー | サンドイッチトースター | ホットサンドトースター |
サイズ | 約13.5×40×高さ3.8cm | 約16×37.4cm | 約12×36×高さ3.5cm | 約19.1×33×高さ3.0cm | 約15×35cm | 約15×35cm×高さ3.7cm | 約15.2×35.2cm×高さ3.2cm |
重量 | 約550g | 約777g | 約490g | 約850g | 約490g | 約420g | 約390g |
材質 | 本体:アルミニウム ハンドル:スチール・ウッド |
本体:アルミニウム合金(フッ素樹脂加工) ハンドル:ステンレス/フェノール樹脂 |
本体:アルミ/スチール | 本体:アルミダイカスト(内側:フッ素樹脂加工)・金属 ハンドル:ステンレス グリップ:竹集成材 |
本体:アルミニウム合金(フッ素樹脂膜加工) ハンドル:ステンレス、フェノール樹脂 |
本体:アルミダイキャスト、フッ素樹脂加工(内面) ハンドル:ステンレス、フェノール樹脂 |
本体:アルミニウム合金(ふっ素樹脂塗膜加工) ハンドル:フェノール樹脂、ステンレス鋼 |
鉄板分離 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 | 可能 |
Coleman:ホットサンドイッチクッカー
キャンプギアで定番のメーカーのColemanから販売されているホットサンドメーカーの特徴は下記です。
- 内部がノンスティック加工されていて食品がこびりつかない
- 550gと軽量化されていて持ち運びしやすい
焼き上がりは斜めに区切られてColemanのランタンマークが刻印されますので三角形のカッコいいホットサンドが出来上がります。
Colemanが好きでキャンプギアをColemanで揃えている方はテンションが上がるのではないでしょうか。
ただ、パンの耳が圧着されないので、他のメーカーのホットサンドメーカーと異なり、具がこぼれやすいのがデメリットになります。
燕三条:TSBBQ ホットサンドイッチクッカー
新潟にある燕市と三条市は金属加工技術が特化している日本有数のものづくりの町になります。
そんな、ものづくりの町である燕三条で培われた金属・木製加工技術を使い、キッチン用品やキャンプギアが販売されています。
- 焼き上がりにTSBBQの英字と3本線、燕のマークがついておしゃれ
- パンの耳がきちんと圧着され中身がこぼれない
焼き上がりの刻印のTSBBQはTry Stylish BBQという英語の略、三本の線と燕は三条市と燕市を意味していてます。
見た目が本当におしゃれですよね。
Logos:ホットサンドパンーBA
Logosからも特徴的なホットサンドメーカーが販売されています。
- Logosのブランドシンボルのメープルのマークが刻印される
- パンの耳がきちんと圧着され中身がこぼれない
- 490gと軽量化されていてハンドルが取れるので持ち運びしやすい
Logosのホットサンドメーカーは具材を挟んで蓋を閉じるとちょうど半分にパンが区切られるので出来上がった後に切らずに半分サイズのホットサンドが2つ出来上がります。
スノーピーク:ホットサンドクッカー トラメジーノ
スノーピークから販売されているホットサンドメーカーはトラメジーノという商品になります。
- 耳を切り落とした4枚のパンを同時に使用して2つのサンドを作れる
- 取っ手部分を本体側に折りたためるので持ち運びが便利
この商品名のトラメジーノの語源はイタリア語の挟んで食べるという「TRAMEZZINO」に由来しています。
そして、名前の通り、本体は熱伝導率の高いアルミを使用しているため、食材を挟んで焼くと美味しく仕上がります。
ただ、スノーピークのホットサンドメーカーは他のメーカーのものと比べると値段が少し高いのと、焼き上がり時にパンに刻印されないため、見た目は少し寂しいですね。
チャムス:ホットサンドイッチクッカー
チャムスのホットサンドメーカーも人気が高いですね。
- 表面にチャムスのキャラクターであるカツオドリのブービーバードが刻印される
- 490gと軽量化されていて持ち運びしやすい
ハンドルが取り外せる仕様になっていないため、収納時に小さくすることはできませんが、ホットサンドメーカ専用の収納ケースが別売りで販売されていて、すごく可愛いです。
チャムスのホットサンドメーカーを選んだ方は収納ケースを合わせて購入するといいでしょう。
バウルー:サンドイッチトースター
バウルーは元祖ホットサンドメーカーになります。
バウルーの由来はブラジル・サンパウロ州の街の名前からとられました。
日本に留学していたブラジル人学生が金属製のパン焼き器を使ってホットサンドを作っていて、そのホットサンドが学生の間で評判となりました。
- 元祖ホットサンドメーカーとして35年以上の販売実績がある
- 420gと軽量化されていて持ち運びしやすい
昔のホットサンドメーカーを忠実に再現しているため、紹介しているホットサンドメーカーの中で唯一、上下の鉄板を分離することができません。
ただ、ラインナップが2つあり、真ん中に仕切りがあるものと仕切りのないものがあるため、お好みの形状のものを選べます。
キャプテンスタッグ:ホットサンドトースター
キャプテンスタッグからは何種類かのホットサンドメーカーが販売されています。
- 焼き上がりがフラットのものとウェーブがつくものがあって好きなものを選べる
- 390gと軽量化されていて持ち運びしやすい
この商品もハンドルが取れない仕様となっていますが、ホットサンドメーカーの本体部を保護するためのトースターカバーが販売されているので合わせて購入すると、おしゃれに収納することができます。
最後に各メーカーから販売されているホットサンドメーカーの特徴を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
ホットサンドメーカーはアウトドアだけでなく家庭でも使用できるため、1つあると朝食のバリエーションが増えます。
購入を検討している方は5つのポイントとメーカーの特徴を読んで、お好みのホットサンドメーカーを選んでくださいね。