海外旅行を含め、外国での生活の楽しみ方について書いていきたいと思います。
是非、ご覧ください。
コロナが発生して以来、with コロナ・After コロナといったニューノーマルな時代が訪れています。
海外旅行や海外出張なども気軽には行けなくなってきていましたが、ワクチンが普及するにつれて、徐々に海外へ行くことも出来るようになってきています。
外国は日本とは異なった文化があるので、海外に行くことは自分の知見を広めるにはとても良いことになります。
今まで旅行や仕事など色々な目的でたくさんの国を訪れました。
ドイツ、スペイン、スイス、イタリア、中国、韓国、台湾、シンガポール、ハワイなどヨーロッパやアジアの文化に触れてきました。
この経験をもとに、今から外国に行ってみたいと思っている外国に慣れていない方に向けて「楽しい海外旅行の始め方」について説明していきます。
本記事のテーマ
【外国好きな方必見】海外旅行の楽しみ方【海外の異文化を学ぼう】
海外旅行の楽しみ方
- ①目標:海外の異文化を学ぶ
- ②準備:行きたい場所と持って行く荷物について調査する
- ③行動:実際に海外に赴いて現地の文化を学ぶ
- ④評価:帰国後に必要だと感じたものを列挙する
- ⑤改善:次の海外旅行に向けて旅行用品を買い足す
何か新しいことを始めるには目標を明確にして、そのゴールに向かって何をすべきなのかを考えながら行動すると、良い結果につながります。
それでは、一つずつ説明していきます。
①目標:海外の異文化を学ぶ
海外に行ったときに自分が何をしたいのかを考えてみましょう。
目的は色々、あると思います。
人によって目的は異なると思いますが、どのようなことがあげられるのでしょうか?
- 異国の文化に触れて知見を広げる
- 異国の方とコミュニケーションを取る
それでは、この目的についてみていきましょう。
異国の文化に触れて知見を広げる
現在、日本のパスポートランキングは世界1位でビザなしで渡航可能な国が192ヵ国もあります。
そのため、日本人は異文化を学ぶために海外へ行くことが容易となっています。
どのような国にビザなしで行けるのでしょうか?
全部ではないですが、代表的な国を表にしてみました。
地域 | ビザなしで入国できる国 |
アジア | バングラデシュ、カンボジア、中国、香港、インド、インドネシア、カザフスタン、 マカオ、マレーシア、モルディブ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、フィリピン、 シンガポール、韓国、スリランカ、台湾、タイ、ウズベキスタン、ベトナム |
ヨーロッパ | ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、 デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、グリーンランド、 ハンガリー、アイスランド、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、 スウェーデン、スイス、ウクライナ、イギリス、バチカン市国、トルコ、 オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、 ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、オランダ、モナコ、モンテネグロ |
アフリカ | セネガル、南アフリカ、タンザニア、トーゴ、チュニジア、ウガンダ、ジンバブエ、 エジプト、エチオピア、マダガスカル、モロッコ、ナミビア、ルワンダ、 |
中東 | イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、クウェート、レバノン、カタール、 サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン |
アメリカ・オセアニア | オーストラリア、アメリカ、アルゼンチン、ボリビア、カナダ、チリ、コロンビア、 ベネズエラ、コスタリカ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、 メキシコ、ブラジル、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、フィジー、グアム、 ニュージーランド、ニューカレドニア、パプアニューギニア、サモア、ソロモン諸島、 トンガ、バハマ、トリニダード・トバゴ、ドミニカ、ドミニカ共和国、ハイチ、ジャマイカ |
色々な国がありますよね。
皆さんもこの中に一度は行ってみたい国があるのではないでしょうか?
小さい頃から行ってみたかったスペインのサクラダファミリアに初めて訪れて建築物を見た時の感動は今でも忘れられません。
海外に行くと独特な文化の違いを体験することができ、考え方が変わると思います。
特に帰国した時に大きく感じるのは次のようなことです。
海外に行くことで感じる変化
- 価値観(物の考え方)
- 自分が考えていた固定概念が覆る
これはどういうことなのでしょうか?
価値観(物の考え方)
価値観とは何に価値を見出すのかという、人それぞれが持っている考え方の違いから生まれる優劣になります。
そして、人生観、恋愛観、仕事観など、さまざまな観点から価値観を表現することができます。
海外旅行から帰ってくると、よく価値観が変わったと表現される方がいます。
これは自分が成長した証になります。
それでは、なせ価値観は変わるのでしょうか?
価値観が変わる理由
- 多様な文化に触れあうことができる
- 色々なバックグラウンドを持った人と触れ合える
海外に行って様々な場所を訪れたり、現地の人たちとコミュニケーションを取ることで日本文化との違いを体験することができます。
それにより新たな価値観が自分の中で生み出されるのです。
ヨーロッパに行ったときに実感した人生観、仕事観の違い
ヨーロッパの多くの地域は大きな観光値を除き、日曜日にスーパーを含めた様々な店舗が休みとなります。
基本的に日曜日は店を休業にして、国民全員が教会に行ったり、家族との時間を大切にするために時間を使います。
これがヨーロッパに行ったときに感じた一番のカルチャーショックでした。
日本の日曜日はサービス業が一番、儲かる曜日でたくさんのお客さんを相手にすることで商業が成り立っています。
また、残業の考え方も日本とは異なります。
日本では残業しない人は仕事をしないと思われがちですが、ヨーロッパでは残業する人は時間内に仕事を終わらせることができない人と思われます。
このようなことが人生観や仕事観の違いからくる日本人との考え方の違いになります。
このように文化の違いから、様々な価値観の違いが生まれており、日本とは異なった生活体形が成り立っているのです。
文化の違いとは、どのようなことを意味しているのか別記事にまとめているので合わせてご覧ください。
自分が考えている固定概念が覆る
自分が持っていた海外のイメージや固定概念も実際に現地に赴くと変わると思います。
百聞は一見に如かずという言葉がまさに当てはまるのではないでしょうか?
例えば、日本人は時間を守って外国の方は時間にルーズだと言われることがあると思いますが、実際にスペインに行ったときはバスや電車が遅れることはあまりませんでした。
また、日本のトイレは海外のトイレに比べて綺麗とも言われますが、国によってはチップ制の有料トイレがあり、そのトイレは清掃が行き届いていて、日本の公衆トイレより綺麗だと感じる場面も多々ありました。
このように海外に行くと、自分の知らないことがたくさんあります。
それを実際に自分の目で見ることで、聞いたことある情報や自分が思っている情報が新しく正しい情報に上書きされるため、それが自分の知識となり、考え方を広く持てるような人間に成長できるようになるでしょう。
異国の方とコミュニケーションを取る
海外に赴いた時に話す言語は基本、英語になります。
それは英語が世界標準語となっているからです。
英語が苦手な方も帰国後は海外の方とコミュニケーションをもっと取りたいと感じる方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために実際の経験から、別記事に英語を話せるようになる秘訣について書いていますので、こちらも合わせてご覧ください。
ただ、コミュニケーションは言語だけではありません。
高コンテキスト型コミュニケーションを主とする国と低コンテキスト型コミュニケーションを主とする国があり、言語以外のコミュニケーションツールを使用することも大事なことになります。
コミュニケーションについては次の記事をご覧ください。
海外旅行や海外出張で、外国に赴いた時は異国の方と触れ合うことができるチャンスなので是非、積極的にコミュニケーションを取ってみて下さい。
きっと、日本人とは異なる考え方を聞くことができ、面白いと思います。
海外出張に行ったときは現地の方と食事に行こう
出張で海外に行ったときは、だいだい、現地の方が食事に連れて行ってくれます。
一緒に行く方は共同開発者の仲間だったり、お客さんだったりと相手は様々ですが、食事に行くったときは、そのようなことは関係なく、自国の話だったり、相手国の話で文化の違いについて会話することが多く、盛り上がります。
英語の語学力が高くなくても、コミュニケーションの手法はたくさんあるので、あまり臆さないで食事会には参加してみて下さい。
海外の方は英語を話すことが苦手な相手でも色々な手段を使ってコミュニケーションを取ってきます。
食事会では仕事の話ではなく、国の話や様々なバックグラウンドを持っている方々の考えを聞くことができるので、これも自分の知見を広げる良い経験になります。
②準備:行きたい場所と持って行く荷物について調査する
次に行きたい場所について調査していきましょう。
まずは自分が行きたいと思う国を頭に浮かべるのが一番ですが、その国が今、行っても大丈夫なのか確認した上で訪れる国を選ぶといいでしょう。
世界の治安の良い国とはどのような国があるのでしょうか?
世界の治安ランキング
2022年6月にGlobal Peace Index(世界平和指数)の最新版が発表されました。
その中から世界の治安ランキングを示します。
このランキングを参考に行く国を決めるのもいいと思います。
順位 | 国 | 順位 | 国 |
1位 | アイスランド | 21位 | オランダ |
2位 | ニュージーランド | 22位 | ベルギー |
3位 | アイルランド | 23位 | カタール |
4位 | デンマーク | 24位 | ブルガリア |
5位 | オーストリア | 25位 | ポーランド |
6位 | ポルトガル | 26位 | スウェーデン |
7位 | スロベニア | 27位 | オーストラリア |
8位 | チェコ共和国 | 28位 | モーリシャス |
9位 | シンガポール | 29位 | スペイン |
10位 | 日本 | 30位 | 台湾 |
11位 | スイス | 31位 | ルーマニア |
12位 | カナダ | 32位 | イタリア |
13位 | ハンガリー | 33位 | エストニア |
14位 | フィンランド | 34位 | イギリス |
15位 | クロアチア | 35位 | ラトビア |
16位 | ドイツ | 36位 | 北マケドニア |
17位 | ノルウェー | 37位 | リトアニア |
18位 | マレーシア | 38位 | コスタリカ |
19位 | ブータン | 39位 | クウェート |
20位 | スロバキア | 40位 | ガーナ |
Global Peace Index (世界平和指数)2022 引用
上記の表から治安の良い国はわかると思いますが、世界情勢は日々変わるため、コロナの流行状況やデモの状況など安全に関する内容を旅行に出発する前には必ず確認するようにしてください。
外務省の海外安全ホームページで確認することができます。
外務省のページで各国の安全性を確認しよう
コロナが世界パンデミックとして流行する前の時期になりますが、バルセロナに行ったときに、カタルーニャ独立運動(デモ)の真っ只中で、夜や土日に出歩くことが危険とされており、食事や観光に行くことができませんでした。
せっかく、旅行に行っても、十分に楽しめないともったいないですよね。
自分が行ったときは、土日は出歩くことができず、また、帰国時も前日に空港のホテルに移動するなど少し苦労した渡航となりました。
こうならないように調査してから旅行先を決めて下さいね。
また、実際に受けた被害について別記事で紹介していますので、旅行に行く方は事前にこの記事も読んでみて下さい。
エリア別の海外旅行代金の相場
そして、旅行場所を選ぶのに気になるのは海外旅行にかかる料金だと思います。
ここではエリア別の海外旅行代金のおおよその相場を記載したいと思います。
エリア別の海外旅行代金の相場
- アジア旅行:10万~15万円
- ヨーロッパ旅行:20万~30万
- アフリカ旅行:20万~40万
- 中東旅行:10万~20万円
- 北米・オセアニア旅行:10万~30万円
アジア旅行
アジア旅行は日本からの距離が近いこともあり、移動するための料金を抑えることができるため、他の地域と比べると安い金額で渡航することができます。
また、物価も日本に比べて安い国が多いため、アジア旅行ではかなり贅沢した体験をすることができるでしょう。
最近、3泊4日で台湾旅行に行きましたが、ホテルは綺麗な場所に滞在し、ご飯もミシュランを取ったレストランに行くなど、節約せずに思いっきり遊びましたが、6人で30万円で行くことができました。
安いですよね。
ヨーロッパ旅行
ヨーロッパにはスイス、ドイツ、スペイン、イタリアと4か国に行ったことがありますが、アジア旅行に比較すると、高くなりますね。
航空会社によってバラツキがありますが、飛行機の移動だけで、15万円~20万円くらいかかります。
色々な航空会社を利用しましたが、ANAやルフトハンザは高く、続いてJAL、エアーフランス、KLMという感じで安くなってきます。
ヨーロッパに行くには10時間くらいかかるため、この飛行機内の生活も重要になってくると思いますが、せっかくなので、ここは安い会社を選んで、旅先でお金を使うことをおすすめします。
ホテルはビンきりですが、1泊1万円見ておけば、それなりにいいホテルに滞在することができる、食事代や観光代は国内旅行と同じくらいだと思ったらいいでしょう。
アフリカ旅行
アフリカは日本から距離があることもあり、且つ、直行便がない国が多く、他国を経由しての移動になるため航空券が高くなってしまいます。
ただ、現地の物価は日本と比較すると安くなるので、到着してからの費用は抑えられるでしょう。
アフリカは自然を利用したアクティビティやサファリツアーなどを楽しむことができるので、少し高額になると思いますが、アフリカ旅行を選んだ方は思いっきり自然を楽しむといいでしょう。
中東旅行
中東では多様な文化や宗教が多く、日本とは異なる街並みを見ることができるため、皆さんの中にも一度は行ってみたいと思う方もいるかと思います。
ただ、治安が不安定でテロが起きる国も多いため、安全性が低いのが、欠点となります。
実際に中東旅行を考えている方は十分に調査したうえで赴くようにしてください。
そして、相場はアジア旅行とほぼ変わらない金額となりますので、金額的には行きやすいエリアになります。
北米・オセアニア
北米やオセアニアは人気の高いエリアの1つとなります。
アメリカやカナダなどの主要都市は直行便で行ける場所が多いため、飛行機で行くには行きやすいエリアになります。
そして、アメリカやカナダは雄大な景色を見ることができる一方で、主要都市に行けば、日本とは異なる雰囲気の都会の姿を見ることができます。
また、オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア地区は治安もよく時差がほとんどないため、日本人は行きやすい国となっています。
これらのエリアは自然が多く、レジャーやアクティビティも充実しているため、30万円準備しておけば、充実した旅行を楽しむことができます。
現地で様々なアクティビティを経験したり、文化に触れあうことに予算を準備しておくといいでしょう。
いかがでしたか?
ここまでで、旅行に行きたい国がある程度決まったと思います。
それでは次に持って行く荷物について調べていきましょう。
海外旅行に持って行くもの
海外旅行には何を持って行けばいいの?
沢山持って行くことで安心できますが、持って行く荷物はなるべく最小限にしたいですよね。
実際、3泊4日の短期旅行や3週間の長期滞在と色々な経験をしてきた中で必須で持って行ったものについて紹介します。
海外旅行に持って行く必須アイテム
- パスポート
- 航空券
- 着替え
- トラベルセット(歯ブラシ&シャンプー)
- モバイルバッテリー
- コンセント変換プラグ
- リュックサック
最低限、上記のアイテムがあれば、海外旅行に行って困ることはないでしょう。
歯ブラシやシャンプーは無くてもいい場合もありますが、ホテルによっては付いてないこともあるので、念のため、持って行くことをおすすめします。
また、リュックサックは便利ですが、観光地での使用は十分に注意してください。
治安の悪い場所だと、背中にしょっていると、中身を取られることもあるので、人が多い場所ではリュックサックのファスナーが見えるように前にしょった方がいいでしょう。
他にも海外旅行に持って行くと便利なグッズがいくつかあるため、別の記事で紹介します。
合わせてご覧ください。
また、航空会社によって荷物の重量やサイズに制限があるので、あらかじめ、荷物の重量は確認しておいてください。
ほとんどの会社が下記のような制限となっていますが、会社によっては異なることもあるので事前にホームページで調べることをおすすめします。
重量/サイズ制限
- 重量:23kg以下
- サイズ:3辺合計158cm以下
ここまでで、海外に行く目的と訪れる場所や持って行くものが明確になったのではないでしょうか?
計画が立てられたら、次は行動です。
③行動:実際に海外に赴いて現地の文化を学ぶ
ここでは、実際に行った海外旅行先の情報について紹介していきたいと思います。
下記の記事にそれぞれの紹介を書いていますので、是非、読んでみて下さい。
随時、訪れた場所の情報をアップしていきますので楽しみにしていてください。
記事を見て海外旅行に行きたいと考えている方は、紹介するページと合わせて、旅行代理店のホームページで詳細確認をしてください。
時期によってツアーの内容も変わりますので、両方の内容を見ていただき、行先を決めていただいたらいいと思います。
台湾
スペイン
チェコ
ドイツ
④評価/⑤改善:帰国後に必要だと思うものを列挙して、次の海外旅行に向けて旅行用品を買い足す
最後に旅行から帰ってきら何か必要なものがなかったのか、またはあると便利だと感じるものがないのか確認してください。
キャンプから帰ってきてからやること
- 必要な旅行グッズを調査
- あると便利だと感じた旅行グッズの調査
例えば、長期滞在の場合は日本食やお茶の粉を持って行った方が食生活に困らないとか、パスポートケースを首から下げられるようにしておけば、空港内でパスポートや航空券を出し入れするのに便利だとか、こういった改善できることがないのかチェックしてください。
そして、次の海外旅行に行く前に必要なものを購入して持って行くといいでしょう。
これを繰り返していくと、海外旅行のプロフェッショナルになれるでしょう。
旅行グッズを買い足していく時の注意点
旅行グッズを購入しすぎると、荷物が多くなり、持って行くことが困難になるので注意してください。
預ける荷物の重量が規定重量をオーバーしたり、サイズオーバーすると超過料金を取られることになります。
荷物の量に注意しながら、必要なものを買い足していきましょう。
最後に自分が感じているキーワードをお伝えしてこの記事を終わりたいと思います。
旅は自分を成長させるツールである