皆さんはペグハンマーは付属品ではなく専用のものを持っていますか?
ペグハンマーは一つ持っていると凄く便利なので、この記事ではペグハンマーについて
書いていきたいと思います。
是非、見て下さいね。
まず、最初にペグハンマーについて説明します。
ペグハンマーって何なの?
テントやタープを固定するために使用するペグを地面に打ち込むための専用ハンマーになります。
ペグは形状や素材の違いよって、いくつかの種類がありますが、ペグハンマーも同じように形状や素材で用途などが異なってきます。
ここでは、ペグハンマーの選び方について説明していきますので、ペグ選び方と合わせてご覧になってください。
ペグハンマーって必要なの?
結論を言うと、ペグハンマーは合った方がベターです。
ペグハンマーはペグを地面に抜き差しすることを考えて作られているハンマーなので、通常、家庭で使用しているハンマー(いわゆるトンカチ)とは異なり、最小限の力で効率よくペグを扱うことができます。
特に硬い地面にペグを打ち込むときはヘッドが重くなっているペグハンマーを使用するとヘッド部に重力がかかり力のない方でも簡単にペグを差し込むことができます。
また、抜くときもハンマーにペグのヘッドを引っかける穴やフックがあり、ペグを抜きやすいように工夫されています。
案外、設営や片付けではペグの処理に時間がかかるので、効率よくペグを抜き差しするには必要なアイテムになります。
特にトンネル型テントの場合、ガイロープが多いため結構時間がかかるので、テントやタープを固定する時間を削減できるように一つお気に入りのペグハンマーを準備しておきましょう。
ペグハンマーの選び方
それでは、ペグハンマーはどのように選べばいいのでしょうか?
ペグハンマーの選び方
- ヘッドの素材
- ヘッドの形状と重量
- 握りやすさ
この4つのポイントを考えてペグハンマーを選んでみて下さい。
1つずつ説明していきます。
ヘッドの素材と重量
ペグハンマーの素材には主に次のものがあります。
- 真鍮・銅
- ステンレス・鉄
- ゴム・プラスチック
この4つのポイントを考えてペグハンマーを選んでみて下さい。
真鍮・銅
真鍮や銅はステンレスや鉄に比べて柔らかい素材のためペグを打ち込むときに衝撃を緩和してくれるため、手に振動が伝わりにくい特徴があります。
ただし、長年使用していると徐々にペグを打ち込んだ時の凸凹ができてきます。
使用すればするほど味のあるヘッドになってきますが、完全に潰れてしまった場合はヘッドを交換して使用することができるものもあります。
また、重量は重いため硬い地面に対しても簡単にペグを打ち込むことができます。
そのため、力のない方でもペグ打ちが楽になりますが、その反面持ち運びは大変になりますので車でキャンプに行く方などに向いている素材になります。
ステンレス・鉄
ステンレスや鉄は硬いためヘッド部を綺麗に保つことができます。
そのため、ヘッド部の交換が不要になるのでコスパが良いのが特徴となります。
ただし、振動が伝わりやすく少し滑るためペグを打ち損じることがあるので、しっかりとペグを打ち込むようにしましょう。
重量は軽量化したものが多く持ち運びが便利なものとなっています。
そのため、登山者やソロキャンプ向けの素材となっています。
ゴム・プラスチック
ゴムやプラスチックのものは主にプラペグ以外のペグを使用する方にはおすすめしません。
比較的安価に手に入りますが耐久力はないため、すぐに壊れてしまうでしょう。
ただし、プラペグの場合はゴム・プラスチック製のものでないと逆にペグが壊れてしまうので砂浜などでタープを使用することを考えている方はプラペグ&プラスチックハンマーを使用してください。
重量はもちろん軽量なものになっていますので、持ち運びには困りません。
ヘッドの形状
ペグ抜きの形状もペグハンマーを選ぶ時のポイントとなります。
- フック型
- ホール型
フール型は穴の開いたペグとの相性が良く、ペグを抜くときに穴にヘッドのフックを引っかけて抜くものになります。
ただし、穴付きのペグはあまり数が多くないため、穴付きのペグでないと威力が発揮できません。
ホール型はヘッド部に穴が開いているため、ペグのフック部を穴に引っかけて抜くものになります。
ペグはフック型のものが多いため汎用性が高く、大体のペグに使用することができます。
我が家もホール型のハンマーを使用していて、抜くときはペグに引っかけて一気に地面から抜き出しています。
力も必要なく抜くことができるので便利な形状だと思います。
持ち手の握りやすさ
選ぶ時はヘッド部だけでなく握りやすさも重視してください。
握りやすさで力の入り方が変わります。
柄が太くなっているものは握りやすく作業性が上がるため、おすすめですが手の小さい方は逆に握りづらくなるので必ず持ち手を持って握りやすさを確かめて下さい。
また、柄の素材には木材、アルミ、スチールのものがあります。
アルミやスチール製のものはおしゃれなデザインが多く、木材のものは自然的に見えるので、お好きなものを選ぶといいと思います。
おすすめのペグハンマー
ペグハンマーは各社メジャーなキャンプ用品メーカーから様々な特徴を持った製品が出ています。
ここでは、おすすめするコールマン、ロゴス、スノーピーク、ユニフレームのペグハンマーを紹介していきます。
コールマン:スチールヘッドハンマーⅡ
ヘッド部はスチール製の鍛造ヘッドになっており、適度に重量があるためペグは打ちやすく、また、フックとホールの両方があるためペグを抜くのも便利なハンマーになります。
そして、持ち手は木材で太めにできているため握りやすく力の入りやすいデザインとなっています。
また、このハンマーは紹介しているハンマーの中で一番安価な物なのでハンマーを試しに使ってみたいと思う方はこのハンマーをこうにゅうしてみ
初心者が試しに購入して使用してみても
- 鍛造ヘッドで適度な重量があるためペグ打ちが楽
- ヘッド部にフックとホールがあるのでペグ抜きが楽
- 木材性の柄が適度に太く持ちやすい
- 価格が安価
ロゴス:パワーペグハンマー
パワーペグハンマーはヘッド部が耐久力の高い銅製になっていて重量があるため、名の通り硬い地面でも楽にペグ打ちができるハンマーになっています。
また、力をこめてペグ打ちをしたときにすっぽ抜けてハンマーが飛ばないように固定ベルトが付いています。
そして、ヘッドにはフックとホールがの両方があるためペグ抜きも便利なハンマーになります。
そして、柄の部分はウェーブ形状になっているので握りやすくなっているのが特徴となります。
- 耐久性の高い銅製ヘッドで重量があるためペグ打ちが楽
- ヘッド部にフックとホールがあるのでペグ抜きが楽
- 柄の部分がウェーブ形状になっているため握りやすい
スノーピーク:ペグハンマーPRO.C
ヘッド部は硬い地面に対応させるため鍛造製と重量のあるものになっていますが、打面は衝撃を抑えるため柔らかい銅製となっていて打ち込みやすいものになっています。
打ち込むたびに凸凹ができるため、長年使用していると使い物にならなくなりますが、このハンマーは打面の銅部分を交換することができるので長く使用することができるのがメリットとなります。
すっぽ抜け防止の安全ベルトが付いているため安全にペグ打ちとペグ抜きができます。
また、このハンマーもフックとホールの両方があるためペグ抜きも便利なハンマーになります。
- 重量のある鍛造製ヘッドとなっているためペグ打ちが楽
- 打面が銅製になっているので衝撃を吸収できる
- 打面が交換できるため長年使用できる
- ヘッド部にフックとホールがあるのでペグ抜きが楽
ユニフレーム:REVOハンマー
ユニフレームのハンマーは多機能なハンマーとなっています。
ヘッド部は炭素銅が使われており強度のあるヘッドとなっており耐久度があるため長く使用することができます。
また、重量があり柄の部分はゴム製のウェーブ上のグリップとなっているため握りやすく力を入れやすいので硬い地面でも打ち込みが楽なデザインとなっています。
また、ヘッド部にはピッケルのような形状のペグ抜きと大・中・小の穴が付いていて曲がったペグを直すことができます。
そして、ペグに付いた土を落とすことのできる溝もついていて多機能で使い勝手の良いハンマーになります。
価格も他のメーカーのものに比べると安価となっているためコスパに優れており、我が家ではこのハンマーを愛用しています。
- 炭素銅の鍛造製ヘッドとなっているため重量と強度がありペグ打ちが楽
- 大・中・小の穴が付いていて曲がったペグを直すことができる
- ペグに付いた土を落とす溝が付いている
- 多機能で安価となっているためコスパに優れている
この記事を読んだ方はペグハンマーの選び方を理解することができたと思います。
おすすめの製品を4つ紹介しましたが、他にもたくさんのハンマーが色々なメーカーから販売されているので、ペグ抜きペグ打ちがしやすく、持ち手が握りやすい自分に合ったハンマーを選んでくださいね。