皆さんはどのようなテントの購入を考えていますか?
今、キャンプ場に行くとカマボコ型テントがたくさん設営されているのを見かけます。
この記事ではカマボコ型テントについて書いていきたいと思います。
カマボコ型テントってどんなテントなの?
カマボコ型テントは今、使用している方が急増している人気のあるテントの一つとなっているため、購入を考えている方も多いと思います。
それでは、カマボコ型テントについて解説していきたいと思います。
カマボコ型テントとは?
カマボコ型テントはトンネル型テントとも呼ばれ、縦長のトンネル形状をしたテントになります。
数年前にうさぎのマークがモチーフになっているDOD(ディーオーディー)から発売されたカマボコテントが爆発的な人気を博し、今では主流のテントの一つとなりました。
DODはどんなブランドなの?
もともと、DOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガーアウトドア)という名前だったブランドのDOPPELGANGERのD、OUTDOORのOとDを取って、DODというブランドが生まれました。
そして、他のブランドと同じものは作らず、独自のユニークな商品を作るといった企業信念から有名ブランドから販売されているような形状のテントではなく、カマボコ型の形状のテントができたのだと思います。
そして、DODの商品には可愛いうさぎが印字されているので女性からも人気のあるブランドとなっています。
そんな、DODから発売されたカマボコテントを皮切りに今では同じような形状のテントの販売しているブランドも出てきています。
それでは、次に実際に使用した感想をもとにカマボコテントのメリット、デメリットについて説明していきたいと思います。
カマボコテントのメリット
カマボコテントのメリットは次の3つになります。
カマボコテントのメリット
- サイズと色が選べる
- リビングスペースが広く通気性が高い
- 設営が簡単
それでは、1つずつ説明していきますね。
メリット①:サイズと色が選べる
カマボコテントには3つのサイズと2つの色があります。
サイズはS、M、Lから選ぶことができ、色はカーキ(くすんだ緑色)とタン(淡い茶色)から選ぶことができます。
キャンプ場ではタン色のテントを多く見かけますね。
ちなみに私はMサイズ、タン色のカマボコテントを持っています。
それでは、S、M、Lのサイズを比較してみましょう。
カマボコテント3S | カマボコテント3M | カマボコテント3L | |
---|---|---|---|
使用人数目安 | 3人 | 5人 | 7人 |
組み立てサイズ | W250×D500×H185cm | W300×D640×H195cm | W380×D760×H218cm |
インナーサイズ | W225×D235×H165cm | W280×D220×H170cm | W360×D270×H180cm (別売り) |
収納サイズ | W68×D28×H28cm | W69×D35×H31cm | W76×D38×H32cm |
重量 | 14.4kg | 19.5kg | 19.9kg |
カマボコテントは前後対称(長手方向)にできているので、インナーテントをつける場所は前でも後ろでもつけることができます。
言い換えると、前と後ろの2か所両方に着けることも可能ということになります。
インナーテントは別売りで販売されているので、大人数で使用したい場合は2つ取り付けることで最大使用人数×2の人数で使用することができることになります。
ただ、2つのインナーテントを取り付けた場合はリビング部分は狭くなってしまうので、別にタープなどを持って行く必要があります。
メリット②:リビングスペースが広く通気性が高い
ツールーム型テントはリビングスペースと就寝スペース(インナーテント)があります。
ドームテントにタープが併設されているスクリーン型ツールームテントも持っていますが、カマボコテントの方がリビングスペースが広く、ゆったりと過ごすことができました。
実際、6人で使用した時は十分な広さでした。
リビングスペースはどの程度の大きさなの?
先程、説明したようにカマボコテントには3つのサイズがあるので、それぞれ、大きさによりリビングスペースの広さも変わります。
リビングスペースの広さ
- Sサイズ:2.5m×2.5m
- Mサイズ:3m×3.95m
- Lサイズ:3.8m×4.6m(見積りサイズ)
これだけの広さがあれば、雨が降った時に荷物をリビング内の入れても問題なく過ごせますよね。
そして、カマボコテントは4本のアーチ状のフレームでトンネルのような構造をしていて、左右前後の全パネルが出入りができるような作りになっています。
そのため、夏の暑い季節はすべてのパネルを開くとフレームだけの状態となり、風通しがとてもよくなり、テント内に熱がこもらないのが魅力的です。
我が家では夏に使用する時、昼間は全開にしていることが多いです。
虫が苦手な方は全パネルをメッシュにもすることもできるので、お好きなように使用してください。
※写真が無いので、また、取ったら載せようかと思っています。
メリット③:設営が簡単
このテントを使用して一番、感動したのが設営の簡単さでした。
カマボコテントを購入する前に使用していたスクリーン型ツールームテントは大人二人で設営する必要がありましたが、カマボコテントは大人1人とサポートする人がいれば設営することができます。
初めて組み立てた時も大人1人と小学5年生の子供1人の計2人で設営することができました。
それでは、設営方法について簡単に写真を使用して説明します。
カマボコテント設営方法
いかがでしたか?
ここまでで、メリットについて説明してきましたが、若干、使用していてデメリットと感じたこともあったので次はデメリットについて説明します。
カマボコテントのデメリット
カマボコテントのデメリットは次の2つです。
カマボコテントのデメリット
- テントが縦長なのでサイトが広くなければ設営が難しい
- 基本のMサイズの使用人数が5人用
それでは、デメリットについても説明していきますね。
デメリット①:サイトが広くなければ設営が難しい
カマボコテントのサイズはメリットのところで説明しましたが、カマボコ(トンネル)型ということもあり、縦長の形状をしています。
そのため、設営するための長さの推奨は次のようになっています。
設営推奨スペース(テントのみ)
- Sサイズ:3.5m×6m
- Mサイズ:4m×7.5m
- Lサイズ:5m×9m
日本のキャンプサイトは8m×8m~10m×10mの大きさのものが多いため、Lサイズのカマボコテントでも10mあるサイトなら設営が可能ですが、推奨スペースとサイトサイズの大きさが同じくらいの場合、設営するのが少し難しくなります。
特に横に木や川があって区画が区切られているところだと設営する時の最初の位置決めが重要になってくるので、慎重に設営してください。
最後にアーチを立てて行ったときに入らないとなると、その状態でテントをずらしていくことになります。
実際、初めて設営した時は位置決めに失敗しペグを外して引きずって場所をずらしました。
デメリット②:Mサイズの使用人数が5人用
ファミリーキャンプで使用する場合はMサイズ以上のカマボコテントを使用することになると思います。
使用人数の目安をメリットで書いた比較表に載せましたが、次のようになっています。
使用人数目安
- Sサイズ:3人
- Mサイズ:5人
- Lサイズ:7人
我が家は6人家族(親2人+子供4人)になります。
まだ子供が小さいので、Mサイズのテントにぎゅうぎゅうになりながら就寝しています。
子供が大きくなってきたらインナーテントをもう一つ購入するか、1人は車中泊になります。
せっかくのキャンプなのでテントで皆仲良く寝たいですよね。
メリット3つ、デメリット2つについて説明しましたが、デメリットは個人的な感想が多いのでカマボコテントはソロキャンプでもファミリーキャンプでも使いやすいように作られているので、今からキャンプを始めようと考えている方にはおすすめできるテントです。
今、人気となっているカマボコテントについて実際に使用した感想をもとにメリット、デメリットについて書きましたが、理解できましたか?
基本的にはとても良いテントなので、おすすめのテントの一つです。
それでは、またね。