キャンプに持って行って、意外と便利だと感じた道具がウォータージャグになります。
この記事ではジャグについて説明していきたいと思います。
皆さんはジャグと聞いたら何を思い浮かべますか?
ジャグとは英語では柄付きの広口な水指しのことを指します。
そして、水を入れる道具として、キャンプで使用している方が多いですが、このジャグについても、種類や用途がありますので、この記事を読んで理解を深めて下さい。
ジャグの種類
ジャグの種類は大きく分けて2種類に分類することができます。
ジャグの種類
- アウトドア用ハードタイプ ウォータージャグ
- アウトドア用ソフトタイプ ウォータージャグ
それぞれ、どのような用途で使うのがいいのでしょうか?
1つずつ見ていきましょう。
アウトドア用ハードタイプ
ハードタイプのものは保冷力に優れているのが多いことが最大の特徴になります。
そのため、大人数でキャンプに行く時に、飲み物を入れていくと、真夏でも最後の1杯まで冷たい飲み物を飲むことができます。
ハードタイプのものは折りたたむことができないため、収納や持ち運びについてはソフトタイプの物より劣ります。
そのため、機能性を重視するのか、収納性や持ち運びやすさを重視するのかを考えたうえで、ハードタイプにするのかソフトタイプにするのか決めるといいでしょう。
ハードタイプのウォータージャグの使い方
はゆみの一家は6人家族なので、キャンプに行く時にも飲み物の量が多くなります。
そこで、ウォータージャグを購入し、キャンプ前に家で冷たいお茶を作って持って行っています。
ジャグの中に、かき氷に使用する大きな氷を3つと小さい氷をあるだけ、入れて持って行くと3日目でも冷たいお茶を飲むことができます。
次に容量ですが、現在、6人家族で3.5Lのウォータージャグを使用していますが、正直、容量不足で2泊以上のキャンプに行ったときは、次の日の夕方にはジャグの中身が殻になってしまいます。
もちろん、ウォータージャグ以外にもクーラーボックスにジュース等を入れて持って行っていますが、お茶はこのウォータージャグで持って行くことがほとんどです。
そのため、目安としては、1日1人当たり500mL3本で計算すると4人家族の場合は1泊2日で6L以上のものを持って行くといいでしょう。
それでは、ハードタイプ ウォータージャグの特徴についてまとめます。
- 保冷力に優れており、数日間、冷たい飲料を飲むことができる
- 折りたたむことができないため、収納性、運搬性が悪い
次におすすめするハードタイプのウォータージャグを紹介していきます。
おすすめ①:STANLEY ウォータージャグ7.5L
おすすめする1つ目のウォータージャグはSTANLEYが出しているウォータージャグになります。
皆さんが、よく知っているSTANLEYの商品はステンレス製真空断熱ボトル(緑色の飲料を入れるボトル)があると思います。
このSTANLEYがウォータージャグを作っており、機能性や使い勝手はとても優れています。
保冷性を高めるために約2cmの厚さとなっており断熱効果に優れています。
また、蓋は4か所の爪で本体と隙間なく固定されるため、こぼれる心配もなく、家で飲み物を入れて行っても、山道などの揺れる道中でこぼれる心配がありません。
また、飲料を入れる内側にはアイスキャッチ加工が施されており、小さい氷が注ぎ口に詰まることを軽減する機能が備わっており、この注ぎ口も分解して、洗うことが可能なので清潔感を保つことができます。
STANLEY ウォータージャグの特徴
- 約2cmの断熱材使用により、保冷効果が高い
- 蓋が4か所の爪でしっかりと固定されるため、こぼれる心配がない
- アイスキャッチ加工により、注ぎ口に氷が詰まることが軽減される
- 注ぎ口を取り外すことができるため、清潔感をキープできる
STANLEYのウォータージャグは3.8Lと7.5Lの2つのラインナップがあります。
7.5Lあれば、1泊2日のキャンプには丁度良いですが、2泊以上のキャンプに行く場合には7.5Lでは物足りないので、STANLEYではなく、容量の大きいものを選ぶといいでしょう。
おすすめ②:Deelight アイスバケツ
この夏、人気が出た話題となったジャグがDeelightのアイスバケツになります。
Deelightは高性能のクーラーボックスを出しているブランドでマーブル柄やカモフラージュ柄のミリタリーテイストのデザインとなっており、アウトドアにマッチするクーラーボックスになっています。
このDeelightから発売されているアイスバケツはクーラーボックスと同様、機能性に優れていて、保温性はトップクラスのものになります。
断熱材は3.5cmの厚さがあり、また、ロトモールド製法による密閉力から保温力が優れています。
トロモールド製法とは、金型を回転させながら成型することで、溶接や繋ぎ目がない一体型のボディに仕上げる製法のことになります。
この断熱性と密閉力から、最長で5日間、氷をキープすることができます。
また、容量も2.5ガロン(9.34L)と5ガロン(18.9L)のものがあるので、使用人数と日数に合わせて、大きさを選ぶといいでしょう。
大きいものなら、2泊3日以上でも十分に冷たい飲料を楽しむことができます。
Dealight ウォータージャグの特徴
- 約3.5cmの断熱材使用により、保冷力はトップクラス
- ロトモールド製法で作られているため、密閉力が高い
- 最大18.9Lの大容量ラインナップがあるため、長期キャンプに向いている
アウトドア用ソフトタイプ
ソフトタイプのものは主に飲料水として使用するのではなく、食器を洗ったり、手を洗ったりと、水が欲しい時のために準備して使用しています。
また、折りたたみができるものが多く、持ち運びが容易であり、且つ、商品単価も安価なため一つ購入してキャンプに持って行くと便利だと思います。
ソフトタイプのウォータージャグの使い方
キャンプ場に着いたら、テーブルを組み立てた後すぐに、子供たちにソフトタイプウォータージャグに水を汲んできてもらってます。
これがあると、準備中に手が汚れたり、食器やコップを使う時に軽く洗ったりと何かと使えます。
Logosのウォータータンクは16Lもの量が入るため、最初に水を汲んでおけば、帰りまで無くなることなく、使用することができます。
ソフトタイプのウォータージャグも各メーカー販売しているので、好きな形状のものを選んで購入するといでしょう。
ウォータジャグがあると冷たい飲料の確保や、物を洗う時にすぐに水が使えるなど、便利だと思えることが沢山あるので、購入してみて下さい。
それでは、また、おすすめのキャンプ道具の紹介をしていきたいと思いますので、ご期待ください。