今回は今、使用しているDeelightのクーラーボックスについてレビューしていきたいと思います。
これから購入を考えている方はこのレビューを見て購入検討してみて下さい。
もともと最初はColemanの安価なクーラーボックスを購入して使用していました。
1泊2日のファミリーキャンプに使用していたので夜の食材が持てば良かったので不自由していませんでしたが、子供たちが大きくなってきたので最近のキャンプは2泊3日で遊びに行っています。
持っていたColemanのクーラーボックスはポリエチレンで出来ているものであまり保冷力がなかったため、2泊3日のキャンプだと2日目の夜の食材が痛みかけていました。
保冷力のあるクーラーボックスが欲しく探していて目についたのがカモフラージュ柄のカッコいいDeelightのクーラーボックスです。
それでは実際に使用しているクーラーボックスについて解説していきます。
Deelightクーラーボックス仕様
Deelightのクーラーボックスは厚み5cmのポリウレタンフォームを断熱材として使用しているため次のような仕様となっています。
Deelightクーラーボックスの仕様(今回紹介する35QT)
- 断熱材:ポリウレタンフォーム(5cm)
- 保冷力:最長5日間、氷が溶けない
- 大きさ:(外寸)幅約56.8×奥行41.1×高さ41.1㎝
(内寸)幅約42.9×奥行27.9×高さ30.7㎝ - 重量:9.2kg
- 容量:33.1L
それでは、この仕様についての使用感について説明していきたいと思います。
保冷力
保冷力は5日間、氷が溶けないと説明されていますが実際には普通に使用すると食材や飲み物を取り出すのに蓋の開閉をするため5日間保冷力が持続することはありません。
では、どの程度の期間、中の食材が痛まず冷たい状態を保持できるのでしょうか?
子供たちが飲み物出すため、大人がご飯の食材を出すために開け閉めした場合の保冷力は約2日間(Logosの氷点下パック保冷剤を2個入れた場合)
子供はクーラーボックスの開閉で中の冷気が外に排出されることなど考えず、喉が渇いた時に何も考えずにクーラーボックスを開け閉めします。
家の冷蔵庫も一緒ですよね。
そうすると、せっかく保冷剤を入れていても開閉するたびに中に外気が入り温かくなってしまいます。
子供たちに飲み物を飲むなとも言えないので使用感にもよりますが、実質、保冷力が5日持続することはなく、2泊3日でキャンプに行った場合、3日目の朝はほんのり中の食材が冷たくなっている程度でビールなどはもうキンキンに冷えているとはいいがたい温度になっています。
同じような仕様のクーラーボックスはいくつかありますが、保冷力はあくまで開閉をあまりしない状態を基準としているので注意してください。
大きさと重量
上で紹介しましたが厚さ5cmの断熱材で周りを覆っているため内寸に比べて外寸はかなり大きくなります。
家族人数が多いためワンボックスカーを使用していますが、今までColemanのクーラーボックスを乗せていた場所にはおけず置き方を工夫して何とか車に積むことができました。
保冷力のあるクーラーボックスは大体同じですが外寸がかなり大きいので購入する前に車に積めるか確認して下さい。
重量は大きさに比例するため、このクーラーボックスもかなり重いです。
特に中に子供たちが飲むペットボトルのジュースや食材を詰め込むと男性の大人でもかなり苦労しますので詰め込みすぎないように注意が必要です。
- 外寸が大きいため車に積めるかサイズ確認が必要
- 重量が重いため食材を詰め込みすぎると持てない
Deelightクーラーボックス構造
次にクーラーボックスについている備品について説明します。
蓋を開けると真ん中に仕切りのようなものが見えますが、これは取り外し可能なまな板になります。
まな板をわざわざクーラーボックスの中にしまう必要があるのかは使用者の使い方次第ですが備品として付いてくるので少しテンションが上がります。
また、調味料などを入れるのに便利なバケットタイプのカゴが付いているのでバターとかタレとかを入れるのに便利です。
後はドリンクホルダーが付いているので必要な方は使うといいでしょう。
キャンプに行く方はキャンプテーブルを持って行くのに必要ないと思いますが釣りなどの目的でクーラーボックスを使用することを考えている方は意外と便利な機能かもしれません。
それから目的はあまりよくわかりませんが蓋を開けた右上に方位磁石が付いています。
右下は栓抜きになっていて、デッドスペースにこういった機能が付いているのに少し驚きです。
Deelightクーラーボックスの備品
- 仕切り版と共用しているまな板
- 調味料を入れるのが便利なバケットタイプのカゴ
- 蓋を閉めても固定できるドリンクホルダー
- 方位磁石(何に使えるのかよく分かりません)
- 栓抜き
次にもう一点、使用時の注意点を皆様に共有したいと思います。
これは購入してから分かった以外に不便なことの一つが1.5Lのペットボトルを立てて入れると蓋が閉まらないことです。
左の写真がペットボトルを立てた状態で蓋を閉めた写真になります。
蓋を完全に閉めることができず蓋が浮いているのが分かると思います。
これでは冷気が逃げていってしまいますよね。
そうするとペットボトルは横に寝かせておく必要がありますが、ここでもう一つ不便なことが真ん中に仕切り版を入れた状態でペットボトルを入れようとするとまっすぐにペットボトルを置けないことです。
これは食材を詰める時に案外、気になるポイントの1つになります。
そのため、我が家ではこの仕切り版は使用せずに、まな板は牛乳パックを開いたものを、まな板かわりに持っていってお肉などを切ったらその場で捨てています。
子供たちはジュースを飲みたがるのでペットボトルは必須になってくるため毎回、食材の入れ方に悩んでいます。
デメリットが多く見えますが、クーラーボックスの一番の目的は食材を保冷することなので自分たちのキャンプスタイルに合った保冷力をキープできれば問題ないと思います。
我が家では2泊3日のファミリーキャンプが主流になるので、このDeelightクーラーボックスを購入して満足しています。
このレビューをご覧になって、使用時の注意点を把握したうえで検討してみるといいと思います。
クーラーボックスの目的は食材を保冷することなので2泊3日のファミリーキャンプにDeelightクーラーボックスは問題なく使用できる
今回、Deelightクーラーボックスを実際に使用したレビューを書きましたが理解できましたでしょうか?
クーラーボックスはキャンプギアの中では結構、高価なアイテムなので失敗しないように色々調査したうえで購入検討することをおすすめします。
このレビューを見て自分のキャンプスタイルにあったクーラーボックスなのかを確認してみて下さいね。